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未来の日本や世界を考える上で重要な統計【財政・生活保護・GDP・企業時価総額・売上・利益】

以下の数字を眺めて、日本と世界をよくしていきましょう。

引用箇所以外の円換算は1ドル113円でやっています。

■一般会計の歳入と歳出

■2021年度予算案の国の一般会計歳出106.6兆円
国際費22.3%(23.8兆円)
社会保障33.6%(35.8兆円)
地方交付税交付金等15%(15.9兆円)
公共事業5.7%(6.1兆円)
文教及び科学振興5.1%(5.4兆円)
防衛5.0%(5.3兆円)
その他13.4%(14.3%)
■2021年度予算案の国の一般会計歳入106.6兆円
所得税17.5%(18.7兆円)
法人税8.4%(9.0兆円)
消費税19.0%(20.3兆円)
その他税収8.9%(9.5兆円)
その他収入5.2%(5.6兆円)
公債金40.9%(43.6兆円)

■社会保障支出と財源

■社会保障給付費 126.8兆円
年金 57.7兆円
介護 12.3兆円
医療 40.6兆円
子供・子育て9.0兆円
■社会保障給付費 財源 124兆円
保険料73.6兆円
税金+借金 50.4兆円
資産収入
https://www.mof.go.jp/zaisei/index.htm

■公務員の人件費

◎国家公務員の人件費  57.8万人 5兆2,826億円
  ○行政機関 29.9万人 3兆994億円
  ○自衛官、特別機関 27.9万人 2兆1,831億円
   ・自衛官 24.7万人
   ・国会 0.4万人
   ・裁判所 2.6万人 等
(注)人数は平成31年度末定員ベース。
◎地方公務員の人件費 230.4万人 20.3兆円
(注)平成31年度地方財政収支見通し(通常収支分)における給与関係
経費ベース。
◎公務員の人件費 288.2万人 25.6兆円
(注)上記の国家公務員及び地方公務員の合計。

■高齢化

2019年時点で65歳以上の高齢者が人口全体に占める割合は約28.4%と過去最高で世界1位。2065年には38.4%まで上昇すると予測される。

総務省統計局によると2019年の9月時点で日本の高齢化率(65歳以上の高齢者が人口全体に占める割合)は約28.4%と過去最高となっています。2019年時点で日本は高齢化率で世界1位となっています。2位がイタリアで23%、3位がポルトガルで22.4%と続いています。通常21%を超えると高齢化社会ではなく超高齢化社会と呼びますので、日本は高齢化社会ではなく超高齢化社会と呼ぶのが正解です。しかも、2065年には38.4%まで上昇すると予測されています。(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口[平成29年推計])

https://socialgood.earth/social-issues_japan/

■生活保護

2011年と古いデータだが、生活保護への支出は3.3兆円で政府支出の12/1程度。受給者は200万人ちょっと。

「生活保護に支払われるのは、一年で3兆3000億円。国の税収、40兆円あまりの12分の1を占める。極めて厳しい財政負担となっている」とありました。
 私はそれを見て「3兆円の衝撃」以上の衝撃を受けたのです。なぜか。
 日本の政府予算は92兆円です。そのうち社会保障関係は2011年度で28.7兆円で、生活保護費はその中の2.6兆円です。その他に年金や医療の国庫負担分が21兆円。あと福祉関係の予算が4.4兆円です。生活保護費に充てているお金は政府予算全体の2.8%に過ぎないのです。さらにいえば、生活保護費のうち半分は医療扶助(医療費分)です。医療扶助というのは、本人の懐には入りません。そして残りの半分が、生活扶助と住宅扶助(家賃分)です。住宅扶助も本人には入りません。結局本人の生活に回るお金は9000億円くらいです。
 本当の意味での最低生活保障、日々のご飯を食べたり、服を買ったりすることに支払われている生活保護費というのは、まだ1兆円足らずなのです。ですから、「生活保護が増え続けたら日本は破綻する」などということはあり得ませんし、「生活保護費が国家予算を圧迫している」というのはあたっていません。

https://kin-ikyo.jp/headquarter/tokusyuu/201206-1seikatuhogogimon/seihogimon01.htm

■債務残高

日本の債務残高(約1300兆円)はGDPの2.64倍 2021年
https://www.mof.go.jp/zaisei/index.htm

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国際通貨基金(IMF)の最新のデータによると、すべての国の債務残高の合計は20年前、20兆ドル(約2200兆円)だったにも関わらず、現在は69.3兆ドル(約7620兆円)に達している。この金額は世界のGDPの82%であり、歴史上最も高い数値である。これは、それぞれの国が世界的低金利を利用し、借り入れを積極的に行っているためだ
トップ10は下記のようになった。
1位 アメリカ 21.5兆ドル(約2362兆円) 対GDP比104.3%
2位 日本 11.8兆ドル(約1300兆円)対GDP比237.1%
3位 中国 6.76兆ドル(約744兆円)対GDP比50.6%
4位 イタリア 2.74兆ドル(約302兆円)対GDP比132.2%
5位 フランス 2.74兆ドル(約301兆円)対GDP比98.4%
6位 イギリス 2.46兆ドル(約270兆円)対GDP比86.8%
7位 ドイツ 2.44兆ドル(約268兆円)対GDP比61.7%
8位 インド 1.85兆ドル(約204兆円)対GDP比68.1%
9位 ブラジル 1.64兆ドル(約181兆円)対GDP比87.9%
10位 カナダ 1.54兆ドル(約169兆円)対GDP比89.9%
https://finders.me/articles.php?id=1444

■世界各国のGDP

トップはアメリカで22兆ドル(約2550兆円)、中国は16.6兆ドル(1876兆円)、日本は5.4兆ドル(608兆円)

IMF(国際通貨基金)が発表した2021年の世界各国のGDP
順位 国名 単位(百万US$)
1位   米国 22,675,271
2位 中国 16,642,318
3位 日本 5,378,136
4位 ドイツ 4,319,286
5位 イギリス 3,124,650
6位 インド 3,049,704
7位 フランス 2,938,271
8位 イタリア 2,106,287
9位 カナダ 1,883,487
10位 韓国 1,806,707
https://eleminist.com/article/1679

■一人当たりGDP


 GDPは、国内での一人ひとりの経済活動の産物ですので、人口の多さに影響されるかもしれません。そのため、平均的な豊かさを示す指標としてはGDPを人口で割った「一人当たりGDP」がよく用いられます。IMFの同じデータベースによれば、2020年の日本の一人当たりGDP(※3)は、購買力平価換算で世界第30位でした。GDPの順位と大きな差があります。GDPを一人当たりGDPと人口の掛け算と捉えれば、日本のGDPは人口で大きくなっているのでしょうか。https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/135.html

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■最低賃金

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■世界の企業売上ランキング2021年

1位はウォルマートで約5590億ドルで、約63兆円。

以下、単位は100万ドル

01 ウォルマート(アメリカ) $559,151
02 国家電網公司:ステートグリッド(中国) $386,617
03 アマゾン・ドット・コム・インク(アメリカ) $386,064
04 中国石油天然気集団公司(中国) $283,957
05 中国石油化工集団公司:シノペック(中国) $283,727
06 アップル(アメリカ) $274,515
07 CVSヘルス(アメリカ) $268,706
08 ユナイテッドヘルス・グループ(アメリカ) $257,141
09 トヨタ自動車(日本) $256,721
10 フォルクスワーゲン(ドイツ) $253,965

http://building-pc.cocolog-nifty.com/helicopter/2021/08/post-c73558.html

■世界の企業利益ランキング

利益1位は、574億ドル(約6.4兆円)

2021年度の世界で最も収益性の高い企業のランキングは次のとおりです。
順位 企業名 フォーチュン・グローバル500での順位 当期純利益(単位:100万ドル) 当期純利益増減率
1 Apple(アップル) 6  57411 +3.9%
2 Saudi Aramco(サウジアラムコ) 14  49287 -44.1%
3 SoftBank Group(ソフトバンクグループ) 184  47053 ---
4 Industrial & Commercial Bank of China(中国工商銀行) 20  45783 +1.3%
5 Microsoft(マイクロソフト) 33  44281 +12.8%
6 Berkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ) 11  42521 -47.8%
7 Alphabet(アルファベット) 21  40269 +17.3%
8 China Construction Bank(中国建設銀行) 25  39283 +1.7%
9 Agricultural Bank of China(中国農業銀行) 29  31293 +1.9%
10 Facebook(フェイスブック) 86  29146 +57.7%

■世界の株式時価総額ランキング

1位のアップルの時価総額は、2.2兆ドル(約248兆円)

2021年6月末時点の世界の株式時価総額ランキングです。国は株式指数(MSCI)、セクターはGICSによる分類、アメリカ株以外はUSドル建てのADR(OTC)の株式時価総額を優先。
銘柄名 国 セクター 株式時価総額
1 アップル🇺🇸 アメリカ 情報技術 2兆2,855億ドル
2 マイクロソフト🇺🇸 アメリカ 情報技術 2兆403億ドル
3 サウジアラムコ🇸🇦 サウジアラビア エネルギー 1兆8,710億ドル
4 アマゾン🇺🇸 アメリカ 一般消費財・サービス 1兆7,350億ドル
5 アルファベット🇺🇸 アメリカ コミュニケーション・サービス 1兆6,490億ドル
6 フェイスブック🇺🇸 アメリカ コミュニケーション・サービス 9,859億ドル
7 テンセント🇨🇳 中国 コミュニケーション・サービス 7,224億ドル
8 テスラ🇺🇸 アメリカ 一般消費財・サービス 6,548億ドル
9 バークシャー・ハサウェイ🇺🇸 アメリカ 金融 6,359億ドル
10 台湾セミコンダクター🇹🇼 台湾 情報技術 6,232億ドル
11 アリババ🇨🇳 中国 一般消費財・サービス 6,151億ドル
12 ビザ🇺🇸 アメリカ 情報技術 5,145億ドル
13 エヌビディア🇺🇸 アメリカ 情報技術 4,985億ドル
14 サムスン電子🇰🇷 韓国 情報技術 4,799億ドル
15 JPモルガン・チェース🇺🇸 アメリカ 金融 4,708億ドル
16 ジョンソン&ジョンソン🇺🇸 アメリカ ヘルスケア 4,338億ドル
17 貴州茅台酒🇨🇳 中国 生活必需品 4,000億ドル
18 LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン🇫🇷 フランス 一般消費財・サービス 3,975億ドル
19 ウォルマート🇺🇸 アメリカ 生活必需品 3,952億ドル
20 ユナイテッドヘルス🇺🇸 アメリカ ヘルスケア 3,779億ドル

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以上です。頑張ってください。


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