モノ作りだけではなくサービス作りに必要な工数という考え方
あるものを作るとき、それを継続的に再生産するには工数の考え方が必要になる。
これは車のようなものならわかりやすいが、サービスにもあり、サービスにとってこの考え方はとても重要になる。
こういう状況になったら、こういう対応をする、というのがサービスのマニュアルであり、提供者の価値の源泉になり、他社との違いになる。
では、こういうマニュアルはどう作ればいいか?
それは1つの行動を定義するのだが、
その行動は2つの条件がある。
1.それをやったかやっていないかが一義的にわかる
2.それをやっていなかったら債務不履行となる
ということ。
1つ目は、例えばマッサージ師であれば、◯◯という症状があれば、◯◯を押す、などであるが、その症状があることをどう特定するか?など、一義的にわかるルールを決めることが必要になる。そしてそのルールは、現実をばっさり切り捨てるエイヤの要素がどうしても出てくる。
2つ目は、それを従業員などサービス提供者が怠ったら、債務不履行で罰せれられる必要がある。そうでなければ、継続的に同じ価値のものを生み出せないからだ。
サービスを作るときはこれを意識する必要があるが、一義的でなかったり、債務不履行になるレベルが厳しすぎたりすると、継続的な再生産は難しくなる。だから、ITなどを駆使して、これらの質を高める営みが必要となる。
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