【ウィーン】一度は絶対に訪れたい!世界遺産 シェーンブルン宮殿と庭園
どうもー!都内に住む旅好き会社員の泰奈です!
7月に入ってほぼ毎日雨ですが、最近は気温が20度前後という、涼しいを通り越して若干寒さを感じる日が続きますね。
さてさて今回の旅ログは世界遺産「シェーンブルン宮殿」です!
これが私にとって人生初の世界遺産とのご対面です。
シェーンブルン宮殿ってどんなところ?
シェーンブルン宮殿はウィーン郊外にあり、ハプスブルク家の夏の離宮として使用されていました。
ヨーロッパで最も美しいバロック建築に数えられる宮殿の外観は、女帝マリア・テレジアの大好きだった黄色に塗られており「テレジアンイエロー」と呼ばれています。
マリア・テレジアは前回の記事でも書きましたが、マリー・アントワネットのお母さんです。
マリー・アントワネットは14歳でフランスの王家に嫁ぐまで、この宮殿で育ちました。
そうなんです、嫁いだフランス王家の旦那様があの有名なフランス国王ルイ16世です。
ロココ様式の宮殿内には1441室の部屋があり(ホテルやないかい!)、その中の45室が一般公開されています。
そしてなんと!宮殿の一部が賃貸となっていて宮殿内に住むことができるそうです!
観光客に公開されている2階部分を除いた居室が賃貸住宅として一般に貸し出されているんだとか。
家賃は比較的安く、現代では住むのに不便な部分も多々あるそうで(水回りがちょっといけてないらしい)、住宅物件としてのウィーン市民の人気はイマイチなんだそうです。
でも世界遺産の宮殿に住めるってすごくないですか!?
この宮殿内にある「鏡の間」では、6歳のモーツァルトがマリア・テレジアの御前演奏を披露し、7歳のマリー・アントワネットに「大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげる」とプロポーズをしたという逸話があるそうです。
神童とよばれていたモーツァルトにも、おませさんな一面があったんですね〜(笑)
残念ながら宮殿内に入っていないので館内の写真はありません。
丘の上からの眺め。宮殿の後ろにウィーンの街が広がっていて一望できます。街がこんなに近いんだって丘の上から見て気がつきました!右上に見えるのはウィーン中心街にある「シュテファン大聖堂」です。
シェーンブルン宮殿内の庭園、オススメの時期はいつ?
宮殿の庭園は東西約1.2km、南北約1kmという広大な規模のフランス式庭園で、オーストリアを代表する名園とされているそうです。
シェーンブルン(Schönbrunn)とはドイツ語で「美しい泉」という意味があり、庭園のお花がとっても綺麗な春〜夏の終わり頃までが一番のオススメの時期です。
私が訪れたのは冬だったので、庭園にお花はありませんでしたが、樹木や泉がたくさんあり、野生のリスを見かけたり、泉にはカルガモが泳いでいたりと見所満載でした。
庭園内にはたくさんの泉が!泉に映る宮殿も素敵ですね!
時期的にお花は咲いていませんでしたが、芝生が青空とめっちゃ映えます!白い鳩がたくさん!どこか気品を感じます(笑)
庭から横にまっすぐ伸びる小道。ベンチもあるし、めっちゃ絵になります。
庭園の小高い丘の上に立つシェーンブルン宮殿のシンボル的存在「グロリエッテ」
「グロリエッテ」とは、元々フランス語のgloire(小さな部屋)という言葉が由来で、宮殿の庭園の中で周囲より高い位置につくられる建築物のことを言います。
シェーンブルン宮殿内のグロリエッテは、数多くあるグロリエッテ建築のうちでも最も規模が大きく、また、最も知名度の高いものなんだとか。
小高い丘の上にあるので、庭園内のどこからでも見えました。近くまで行ってみるとより壮大さが感じられます。
私もグロリエッテが庭にある家に住んでみたいです!(笑)
めっっっちゃ良い天気。中央に見えるのが「グロリエッテ」
グロリエッテの前にも泉がありました。カルガモ親子が優雅に泳いでいます♪
建物がまるで翼を広げた鳥のよう!グロリエッテも鮮やかな黄色で統一されてますね。
上部にはハプスブルク帝国を象徴する巨大な単頭の鷲が翼を広げ、ラテン語で「1775年、皇帝ヨーゼフ2世と皇后マリア・テレジアの統治の下で建立」という意味が記されています。
さいごに
広大なシェーンブルン宮殿の庭園には、他にも日本庭園や世界最古の動物園など見所がたくさんあります!
そして、なななんと!!これだけ広い敷地ですが、庭園は無料解放されています。(宮殿内や動物園などは有料)
近隣住民の方にとっては気軽にお散歩できるなんてうらやましい限りです♪
世界最古の動物園、その名も「シェーンブルン動物園」!(まんまやんけ〜)開園当初は貴族専用だったそう。動物園もあるなんてどんだけ〜!
「カッコよく歩くから撮って」と友人にお願いして撮ってもらった一枚(笑)
シェーンブルン宮殿の庭園は季節によって色んな景色が見られるので、また何度でも訪れたい場所の一つとなりました!
ウィーンに訪れた際は、ぜひ足を運んで宮殿の美しさや広大な庭園の広さを肌で感じてみてください😊
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次の旅ログでお会いしましょう!
渡部泰奈
シェーンブルン宮殿公式サイト(ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語)
https://www.schoenbrunn.at
schoenbrunnpalace - Instagram
https://instagram.com/schoenbrunnpalace?igshid=s0y66qznn6z2