小麦粉?グルテン?正直、もう聞き飽きた!でも、どうしても伝えたいこと…
精製小麦製品の知られざるリスク
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普段何気なく食べている小麦製品が、実は体に大きな影響を与えているかもしれないって、もう皆さんご存知ですよね?ホントしつこい!って感じですよね?食べるものなくなるし!とか。。。
でも、やっぱり知ってもらいたい「小麦製品の本当の怖さ」について、ちょっとお話ししたいと思います。
問題なのは「グルテン」です。小麦に含まれるこのタンパク質が体内でどう作用し、健康にどんな影響を与えるか、詳しく見てみましょう。
グルテンが引き起こす驚きの影響
グルテンって、小麦や大麦、ライ麦に含まれていて、パンやパスタ、ケーキなんかにも使われていますよね。ご存知「もちもち」の正体です。でも実はこのグルテン、私たちの体にとってはかなり消化しにくいものなんです。
消化のメカニズム
人間はグルテンを完全に分解するための酵素を持っていないんです。そのため、消化しきれずに「ペプチド」と呼ばれる物質が体内に残ってしまいます。このペプチドが、実は色々な不調を引き起こす原因になっているんです。
腸内環境と「ゾヌリン」
最近の研究で注目されているのが「ゾヌリン」というタンパク質。このゾヌリンが分泌されると、腸の壁が緩んでしまい、腸内のバリアが弱まります。すると、未消化のタンパク質や毒素が体内に侵入しやすくなってしまい、「リーキーガット症候群」という状態を引き起こす可能性が出てきます。これがアレルギーや自己免疫疾患、慢性疲労の原因になることがあるんですね。
脳への影響
グルテンの分解物であるペプチドは脳にも影響を与えます。特に、グルテン由来のペプチドは脳内でモルヒネに似た作用を持ち、神経を強く刺激します。その結果、テンションが上がったり、イライラしたり、感情が不安定になることもあるんです。だから、「小麦製品を食べるのを止められない」なんて感じるのも、実はこの中毒性が関係しているかもしれません。
子供たちへの影響が深刻
特に気になるのが、子どもたちへの影響です。小麦製品をよく食べる子どもは、感情が不安定になりやすかったり、集中力が落ちたり、過剰に興奮しやすくなることがあるんです。これは単なるエネルギー過剰ではなく、グルテンが脳に直接影響を与えている可能性があるからなんです。
グルテンの影響って、食べた直後ではなく、数日後に現れることが多いんですよ。だから、小麦製品を食べた翌日に「なんだか調子が悪いな」と思っても、原因が小麦だと気づかないことが多いんです。
グルテンの知られざる影響:甲状腺との関連
もうひとつ、あまり知られていないグルテンの影響として甲状腺疾患との関わりがあります。最近の研究では、グルテンと自己免疫性の甲状腺炎(特に橋本病)との関連が指摘されています。腸の壁にダメージを与えることで、グルテンが甲状腺にも悪影響を及ぼすことがあるんですね。
グルテンが体内に入ると、甲状腺の細胞に似た構造を持っているため、免疫システムが誤って甲状腺を攻撃してしまうことがあります。これが甲状腺の機能低下やその他の甲状腺疾患につながるリスクがあるんです。
グルテンフリー生活のすすめ
もしこの記事を読んで、グルテンのリスクに少しでも気づいてもらえたなら、日常的に食べている小麦製品を見直すいい機会かもしれません。特に、毎日の食事に小麦製品がたくさん入っている場合は、徐々にその量を減らして、グルテンフリーの生活に切り替えていくのがおすすめです。
グルテンフリーの生活はすぐに簡単にできるわけではありませんが、ゆっくり時間をかけて取り組むことが大切です。実際、今ではグルテンフリーの食品もかなり増えているので、無理せず始められるはずです。体が軽くなったり、気分が安定してくる変化を感じられるかもしれませんよ。
生理痛やPMS、ダイエットとの関係
さらに、グルテンは生理痛やPMS(生理前症候群)にも影響していることがわかってきています。また、ダイエットにおいても、グルテンフリー生活が大きな効果をもたらすことがあるんです。これについては、次回の記事で詳しくお話ししますので、楽しみにしていてくださいね!
焦らず、ゆっくりと健康的な食生活を目指していきましょう!
途中で、ラーメン、うどん、パスタ、ピザ、ケーキ、クッキーのイメージ画像!と思ったけど、見ると食べたくなっちゃうので割愛しておきました^^