こんばんは。Sagishiです。
今回は、日本語の完全韻(パーフェクト・ライム)の定義をまとめたので記事にしました。
英語のパーフェクト・ライムの定義は『英語のライムタイプ②:『パーフェクト・ライムの条件』について補足』を参照してください。
1 日本語の完全韻(パーフェクト・ライム)
まず、単音節の場合の例を見ていきましょう。
次に、多音節の場合の例です。
2 完全韻にならない例
注意ですが、本定義では次のような例は完全韻に該当しません。
なぜならば、ペア同士の「重音節の特殊モーラ要素の一致」がなされていないからです。
これまでの押韻の評価方法では、上記のような例はパーフェクト・ライムとして理解されてきましたが、音声の構成が異なっており不完全韻です。
完全韻にするためには、下記のようなペアでなければいけません。
参考記事
ライムタイプ—押韻の分類 / THE 8 RISE
http://neralt.com/rhyme-type/
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