日本語の重音節による韻④/『重音節韻』と『長短韻』
こんばんは。Sagishiです。
新規に記事を書こうと思い、過去記事の重音節韻①を読み返したら、とんでもなく間違えたことを書いていてビビリました。特に問題がある点は修正しましたが、たった5ヶ月前の記事なのに意識がかなり変わりました。
どうやらこの5ヶ月程度で、言語学の基本的な知識がようやく身についてきたようです。本当によくしてくださっている有識者の方々には感謝をしたいですが、「私はそう感じる」をベースに議論をすることは本当に危険なことだと思いました。
ちゃんとアカデミックで認められている、根拠のある知識をベースに議論を展開しないと、生産性がありません。
1.重音節韻と長短韻
さて、私は『重音節韻』と『長短韻』を、日本語のライムタイプとしてカテゴライズしたいと考えています。(名称は暫定です)
2 まとめ
このようなライムタイプのカテゴライズは、これまで日本では積極的には行われてきませんでした。そのため押韻の分析をする際に、上記のようなライムタイプには、適切な評価をすることが難しかったです。
『重音節韻』と『長短韻』をカテゴライズすることで、押韻の分析の精度は飛躍的に向上すると私は確信しています。
ぜひ皆さんも上記のライムタイプを意識してみてください。
詩を書くひと。押韻の研究とかをしてる。(@sagishi0) https://yasumi-sha.booth.pm/