英語の押韻定型詩(Rhythmed verse)は、連(Stanza)、対句(Caplet)、行(Line)、フット(Foot)といった集合から成ります。
フットは「音節(Syllable)」を最小の韻律単位にし、1つのフットにはほとんどの場合に「強勢(Stress)」と「押韻(Rhyme)」が含まれます。フットに強勢がない場合は押韻も意味を成しません。
英語の押韻定型詩で最も一般的なタイプは、「ソネット(Sonnet)」と「普通律(C. M.)」だと言えるでしょう。
ソネットは各行が10音節から成り、4つの連を持つ14行の詩型です。連の構成はabab/cdcd/efef/ggやabba/cddc/eff/eggなど、色々なスタイルがありますが、基本的には「雄節(Iamb)」に脚韻を持ちます。
普通律は、8音節の行と6音節の行が交互に成る詩型です。