【天龍PROJECT】天龍源一郎が帰って来れそうですわ~!!!
皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。
遂に、遂に、遂に、天龍源一郎が帰って来れそうですわ~!!!嬉しいですわ、嬉しいですわ、嬉しいですわ~!!!というわけで、今回は天龍回となりますわ~!!!
天龍源一郎は、現役を退いた身とはいえ伝説の男ですので、皆さまご存知でしょうと思いつつ、わたくしのフォロワーさまにはプロレスをぜんっぜん知らない方もいらっしゃいますので、そういう方の為に、少しだけ書いてみようと思いましたのよね~!!!
天龍は大相撲出身でありまして、前頭筆頭まで行った本物の力士でしたわ~!!!プロレスに来て初めの頃は難しさに悩みもしたようですけれども、延髄蹴りに卍固めというアントンのような座組みの技構成で吹っ切れたファイトをしてから開花しまして、そこからどんどん自分のプロレスをつかみ、トップスターへと駆け上がる勢いはまさに風雲昇り龍~!!!長州力を皮切りに、鶴田、ハンセン、ブロディというマット界屈指の怪物たちとライバル関係になって行った天龍もまた怪物であり、その肉体のポテンシャルはまさに大相撲で培ったタフさ強靭さが原動力となったのは言うまでもありませんわ~!!!
当時のプロレス業界は地方巡業となりますと、メインでもちょっと手抜き試合と申しますか、お茶を濁すような内容も多かったそうですけれども、天龍はそれを嫌い、連日ハチャメチャ激しい闘いをしまして、その集大成が、ジャンボの本気を引き出した鶴龍対決かと思いますわ~!!!今観てもそれはもう凄い試合となりまして、特に1989年6月5日の三冠戦は今なお色褪せぬ激ヤバベストバウトとして全日本プロレスの歴史の中でも一際輝いておりまして、四天王プロレスはもとより、現代のプロレスの様々な試合と比べて見ても何ら劣るところなく、むしろベストバウトの因子そのもののような試合なのですわ~!!!この試合でのフィニッシュとなりました、天龍の必殺技パワーボムが本当に素晴らしく、踏ん張る鶴田を「グァァ」という咆哮と共に引っこ抜いて決めますわ~!!!上半身の力、そして下半身の力と、どちらが欠けてもあの天龍ボムにはなりませんわ~!!!天龍のパワーボムは高く上げたりはせず、過剰に勢いよく叩きつけたりもしませんけれども、力強く引っこ抜き、変に勢いなどつけずとも効く角度でマットに叩きつけ、そして“ちゃんと固めるエビ固め”でフォールしますわ~!!!フォールはただのフォールではなく、相手の体力を奪う“技”であるべきだとわたくしは思っておりまして、これをやってくれる天龍のパワーボムは「ちゃんと固めるエビ固めまでがパワーボム」といった性質の技でして、これを受け継いでいるのは川田利明のパワーボムだけだと思いますわ~!!!
ちなみに天龍源一郎はこの必殺技パワーボムでアントニオ猪木とジャイアント馬場の2大巨頭にフォール勝ちしていまして、アントンと馬場からフォール勝ちしている日本人選手は天龍ただ1人なのですわ~!!!その為、天龍源一郎をミスタープロレスと称することに文句があるファンなんているはずがないのですわ~!!!
プロレスに真摯な天龍だからこそ、手を抜かない試合をし続けてくれた天龍だからこそ、アントンと馬場の両方にフォール勝ちしたことにも誰もが納得し、そこにとどまらず冒険を夢を見せ続けてくれて、そこに天龍ならではの、男の背中を見せるコメントを出し続けてくれたから、ファンが今なお人間・天龍という男の背中を見続けて愛するのですわ~!!!
人間・天龍といえば絶対に外せないのはSWSに移籍し、週刊プロレスにヒステリックなバッシングを受けたことですわ~!!!週刊プロレスの偏向報道は有名ですけれども、この時の天龍の理不尽な叩かれっぷりはひどいものでありまして、当時の週刊プロレスを入手して紐解いてみましたらば、まるで人でなしのような扱いなのですわ~!!!当時は沈黙する天龍ですけれども、しかし天龍ほどファンを裏切らずに真摯に生きて来たレスラーもいませんので、真っ直ぐ生きる天龍について行くファンも多数いまして、遂には理不尽な偏向報道だったことを当時の編集長が告白することとなりまして、だからこそ天龍は以後、偏向報道を許さず、週刊プロレスの取材の度に皮肉っぽく釘を刺しもする赤裸々な語りでもって、わたくしたちに天龍の心を出来うる限り伝え続けてくれて、より一層その男の背中を感じさせてくれましたわ~!!!
天龍のこういう男気、心意気を心で受け取ったファンは、天龍が引退しようが、年を取ろうが、痩せようが何だろうが、どうなろうが、その魂こそが天龍源一郎の背中なのだと理解しているはずですわ~!!!ですからいつまでも天龍源一郎を天龍源一郎として仰ぎ見続けるのですわ~!!!
押忍ですわ~!!!
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