”学校で習うことを自分の人生と結びつける”読書note81「問う方法・考える方法」河野哲也
探求とは、学校で習うことを自分の人生と結びつけること
これからの時代は、「研究すること」と「生きていくこと」が分けられない社会になる、らしい。そのための、教養とは、現代の狭く細分化されすぎている専門性を、より広い視野に立って、鳥瞰的・俯瞰的に捉えるための知的態度である。
文明と文化
苦しみを減らす活動が「文明」で、喜びをもたらす活動が「文化」、と言っているのが、割とスパッとしていて面白い。
探求的な学びのために
知りたいという「気持ち」が必要
ひとつは、世界がどうなっているかが分かるような、一種の見取り図のようなもの、あるいは世界の地図がほしいという願望。もうひとつは、何かができるようになりたいという気持ち。
ポートフォリオーー学習過程の記録が大事 中間的な成果物の中にこそ、成長の跡が残る。
探求のための哲学対話
対話のための心構えーー傾聴・相互性・寛容・公平・応答性・建設性・開放性
3つの思考の仕方ーー創造的であること、批判的思考、ケアする思考
実証の方法
「実験観察」「社会調査」「文献調査」の3つの方法がある。