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”おたがいに、あまりにも、あたりまえのことをあたりまえと思いすぎるのじゃない?”読書note76「ムーミンパパ海にいく」トーベヤンソン
ムーミンシリーズ全9回読破を目指して、読み始めていよいよ8巻目になりました!今までのムーミンシリーズのトーンとは、大きく異なる内容だった。
まずは、主人公がムーミンパパとムーミンママである点。これまではムーミントロールやミィやスナフキンなど子供世代であり、ムーミンパパママやムーミン谷は子供たちをやさしく見守り、どんと動かない存在であったのが、この本では、大人世代がムーミン谷を捨て動いて、悩んでもがいている。
この本が書かれた時代背景で、何かあったのかな?と思うし、大人だって悩んだり、もがいたりするものだということを描きたかったのか?
それら大人の苦悩を見ながら、ムーミントロールが子供から大人へと変わっていくストーリーでした。