街にシールを貼るという行為

画像1 ならば落書きではなくシールを貼るという行為はどうだろう。落書きの衝動的な感じに比べシールは計画的犯行、用意周到さが感じられる。シールはオリジナルだとしたらデザインを考え、シールを制作するという過程が発生するわけだ。つまりシールを作ってどこかに貼ってやろう、貼ってみたいという気持ちが見え見えだ。落書きが作品としたらシールはサイン的な感じもある。
画像2 それに落書きに比べて用意さえしてしまえばという手軽さもある。シールは大抵ハガキ大くらいの小さな紙がワンシートになってるのでわざわざマジックなどの筆記用具を準備する必要もない。落書きよりも一瞬で済む感もある。犯行が落書きと比べて容易ではある。落書きが大胆である意味豪胆な犯行としたらシールは小心者の過ちといった感もある。両方とも言えるのは結構皆がやるとやる、シールも落書きも同じ場所に集まりがちという事か。

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