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エンタメサルベージ_11_第九地区

え~一言で言うと地球にやってきた巨大UFO内のエイリアン難民とそれを管理する組織に所属していて徐々にエイリアンになってゆく人間の物語です。

この映画ははっきり言ってグロいシーンが結構あります。それからイケメンも美女も出てきません。ド派手なアクションも痛快な展開もありません。
それでもお勧めする理由は

1)UFOがずっといて知能の低い野蛮なエイリアンがうじゃうじゃいる設定
なんかUFOってもっと厳かで最後にジャジャジャジャーンってもったいつけて出てくるイメージでしたがこの映画では頭から出っ放し、ずっといる、もう何年間もいてちょっと迷惑な感じになってます。しかも中にはこんな凄いUFOの乗組員?ってぐらい野蛮で下品で低能な野良犬みたいな小汚いエイリアンが衰弱してうじゃうじゃいました。挙句の果てに難民扱いでキャットフードを喜んで奪い合いながら食ってます。

2)ニュース映像やハンディカムのインタビュー映像などで見せる事でリアリティを出す演出
ニュース映像や関係者のインタビュー映像なんかをかき集めて見せてる的な感じがまた妙にリアルでUFOが来たことが災害や疫病対策みたいな感じに見える演出も面白いです。主人公は難民エイリアンを管理する役人みたいなポジションなんですが同僚や家族のインタビュー映像なんかで主人公がヤバいことになってるのが伝わってくるのも凝ってます。

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3)いろいろ気合の入ったバトルシーン
とは言えバトルシーンが妙に気合入っててグロいけどかっこいい日本のアニメ研究した?みたいなロボットのバトルスーツとゲリラや軍隊との銃撃戦とかめっさかっこ良い仕上がりになってて3DCGの正しい使い方という感じですね。ハリウッド的な派手さはないんですが渋くてツボをついたアクションですね。

4)上空に巨大UFOが浮かぶ風景
なんだかんだ言って見たかったのは大きな物体が上空に浮かんでる風景が実に良くて巨大UFOが南アフリカの上空に浮かんでる感じがたまらなくイイですね。本当はこれを見るために映画館で見たぐらいなので~

まあ何しろ小汚くてグロいんだけどで、あんまりスッキリもしないんだけどストーリーは面白いし汚い電柱と青空好きな私の一押し映画といえますねw

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