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AIと正しい英語学習をライフスタイルに組み込め!

今日は湘南学園にて、英語学習に関する講義を行いました。英語が苦手な人や、もっと成績を伸ばしたい人に向けて、私の体験を元に具体的な勉強法をお伝えしました。英語力が入試を有利にし、人生を切り拓くカギになることは間違いありません。この講義の内容を詳しくまとめますので、ぜひ日々の学習に活かしてください。

1. 日本人が英語を苦手とする理由

英語が伸びないのは、単に努力不足というわけではありません。日本の英語教育には「バランスの欠如」という問題があります。英語は「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能が互いに密接につながっていますが、日本の学習法はこれらを切り離して学ぶことが多いのです。

例えば、「リーディング力を伸ばす」と言っても、ただ文章を解釈するだけでは本当の意味での英語力は伸びません。また、発音やリスニングの練習をせずにスピーキング力を上げることは不可能です。4技能を融合的にバランスよく学ぶことで、英語は必ず上達します。

2. 「音」が英語上達のカギ

特に日本人が見落としがちなポイントが「音」の重要性です。日本の英語教育では、文法や単語を重視する一方で、音を使った学習が軽視されがちです。しかし、英語の音声を聞いて理解し、発音する力がなければ、他のスキルも伸びません。

ここでは、音にフォーカスした具体的な学習法を紹介します。

(1) オーバーラッピング

英語の音声を聞きながら、同じスピードでテキストを見て発音する方法です。ネイティブのスピードに合わせることで、発音とリズム感が磨かれます。リーディングとリスニングを同時に勉強することができます。

(2) シャドーイング

テキストを見ずに音声を聞き、それを追いかけて発音する練習法です。リスニングとスピーキングを同時に鍛えられます。特に短い例文や文法問題の例文を使うと効果的です。

(3) 発音練習と音読

例えば、「world」をカタカナに当てはめて「ワールド」と読んでいませんか?ネイティブの発音では全く違う音になりますね。また、英語特有の子音と母音の組み合わせを正確に捉えて発音することで、リスニング力も向上します。

3. 共通テスト・入試問題の攻略法

共通テストでは「パラフレーズ(言い換え)」が重要になります。これは、本文中にある単語が設問では別の表現に置き換えられていることを指します。単語単位で理解しているとなかなか解けませんが、文全体の意味をイメージで掴めば答えが見えてきます。

(1) スキャニング

設問のキーワードを探し、本文の該当箇所だけを読むテクニックです。全てを読もうとせず、効率的に答えを探し出すことが重要です。

(2) 時間配分と速読力

共通テストは文章量が多いため、全てを読む時間はありません。重要な箇所だけを素早く見つけるスキルが求められます。

(3) 論理的な思考法

文章の文脈を考えながら、次にどんな内容が来るのか予測する練習を重ねることが大切です。例えば、筆者が「リスクを取らないことが最大のリスク」と言いたいなら、次にはリスクを取る重要性について述べるだろう、と考えるわけです。

4. AIツールを活用した英語学習法

現代の英語学習にはAIを活用するのが最も効率的です。AIは時間を節約し、より効果的な学習を可能にします。私自身も日々使用している便利なAIツールをいくつか紹介します。

(1) 英文簡単意味調べシステム

教科書や問題集の英文をスマホで撮影し、わからない単語を一括で調べるツールです。品詞、発音、例文まで表示されるため、辞書を引く時間を大幅に削減できます。

(2) 英文チェッカー

自分が書いた英文をAIに入力すると、文法ミスを指摘し、正しい英文を提案してくれます。これにより、ネイティブに頼らず英作文の添削が可能になります。

(3) 英文エッセイ添削システム

英語のエッセイをAIで添削し、点数とフィードバックを提供してくれるツールです。過去問を使った練習にも最適です。

5. 留学のすすめ

英語を学ぶ最大の目的は、世界で通用するスキルを身につけることです。そのためには、大学在学中に必ず留学を経験してほしいと考えています。特に交換留学では、日本の大学の学費を支払うだけで海外の大学で学べるため、経済的な負担も少なくなります。

留学の効果
• 世界中の学生と交流し、多文化理解を深める。
• 英語を実践的に使い、スピーキング力が飛躍的に向上する。
• 就職活動でも有利になる。

6. 毎日の学習をライフスタイルに取り入れる

英語学習は、ただ「努力すれば良い」というものではなく、日々の生活に自然に取り入れることが重要です。1日24時間のうち、最低1時間は英語を聞いたり、話したりする時間を確保してください。
以下のような工夫が役立ちます:
• 好きなアニメや映画を英語で視聴する。
• 洋楽を歌詞と一緒に聞く。
• スマホでAIツールを使って、短い隙間時間に単語や英文を学ぶ。

7. 英語学習の本質を理解する

日本では、「テストで点を取ること」が英語学習の目的になりがちですが、それではどうしても本質を見失います。英語はあくまで「コミュニケーションの道具」であり、「世界とつながるための手段」です。AI時代の今だからこそ、人間に求められるのはコミュニケーション力やプレゼン力です。

英語学習は、ライフスタイルの一部として取り入れることで、成功へと繋がります。今回紹介した論理的な学習法やAIツールを組み合わせれば、これまで以上に効率よく成果を上げることができるはずです。そして、英語を通じて世界に飛び出し、自分の可能性を広げてください。

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