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東進の土岐田健太先生の英語習得法とは?
本日のインタビューでは、東進ハイスクール講師として活躍する土岐田健太(以下T)先生にお話を伺いました。先生は、大学時代に英文学を専門に学び、シェイクスピア研究に取り組む一方で、高校教員や予備校講師としての豊富な経験を持つ方です。教育者としての歩み、指導方法、そして生徒たちへのメッセージに迫ります。
――現在、東進ハイスクールで主に映像授業を担当されていますが、他にもさまざまな現場で指導されていると伺いました。
T先生: はい。東進では映像授業を担当していますが、それ以外ではライブ授業も行っています。幅広い生徒層に直接指導できるのが魅力ですね。
――ご経歴について教えてください。上智大学ではどのようなことを学ばれていましたか?
T先生: 私は文学部英文学科に所属していました。当初は英語教育を専門にするつもりでしたが、学問として深く追究できる分野を考えたときにシェイクスピアに出会い、大学院ではシェイクスピア研究を専門にしました。留学は、博士課程に進んでからイギリスの大学に短期間滞在しました。
――大学院修了後、予備校講師の道を選ばれた理由は?
T先生: 最初は高校教員として働き、慶應義塾高校で英語を教えていました。しかし、自由な時間を確保し、教材や授業のアイデアをクリエイティブに考えたいと思うようになりました。そのため、映像授業や執筆活動ができる予備校講師に転身しました。
――指導の際、特に心がけていることはありますか?
T先生: 英語の言語面だけでなく、文化的背景や発想法も伝えることを重視しています。例えば、アメリカ英語の中でよく使われる「We can make it happen」という表現を通して、チームで成果を上げる発想やリーダーシップの重要性を教えています。英語はコミュニケーションツールであるだけでなく、文化を学ぶ窓口でもあります。
――先生自身の英語学習方法について教えてください。
T先生: 私は中高生時代から英文を音読する習慣をつけていました。ただし、人が書いた英文をそのまま読むのではなく、自分の言いたいことを英語に書き換えて、それを音読するという方法をとっていました。これにより、自然と自分の感覚に合った英語が身につきました。また、大学時代には厳しい環境でモデル通訳を経験し、実践的な力を鍛えました。
――最後に、生徒たちにメッセージをお願いします。
T先生: 最近、自分に自信がないという生徒が増えているように感じます。ただ、それは新しい挑戦をするチャンスでもあります。自信がないからこそ一歩踏み出してみてください。小さな成功体験が自信につながり、未来を切り開くきっかけになると思います。
土岐田先生は、英語教育への情熱と実践的な指導を重視する姿勢を持ちながら、幅広い経験をもとに生徒たちを導いています。特に、生徒たちに「挑戦する勇気」を与えるメッセージは、多くの人にとって励みになるでしょう。今後もその指導法と情熱で、教育の現場で輝き続けることを期待しています。
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