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外国語が習得できる脳の使い方とは?

今回のオンライン英会話は、言語学習における「曖昧さの許容力(Ambiguity Tolerance)」や、バイリンガルとモノリンガルの認知能力の違いに焦点を当てています。東京在住のテツヤ(T)とペルー在住のB(B)が、それぞれの経験や研究結果をもとに、バイリンガルの利点や、効率的な言語習得に必要なメンタリティについて深く掘り下げました。

T:バイリンガルは「曖昧さを許容する力」が高いという話が興味深いですね。特に関連性の薄い情報を無視する能力が高いと聞きます。

B:そうですね。フロリダ大学の研究によると、12歳までに2つ目の言語を習得した人は、この「曖昧さの許容力」が高くなるそうです。不要な情報を排除し、必要な情報に集中できるんですね。

T:その点、バイリンガルの人は認知の切り替えが得意だとも言われていますよね。私もバイリンガルの友人を見ていて、そのことが理解できます。

B:バイリンガルが「曖昧さ」に強いのは、複数の言語環境で常に切り替えを求められるからだと思います。どの情報が重要で、どれが無関係か、瞬時に判断する能力が養われるのでしょう。

T:一方で、モノリンガルの人は細かい情報にも反応しやすいというデータもありますよね。言語の習得方法が違うので、脳の働きにも差が出るのは興味深いです。

B:ええ。バイリンガルの認知能力が仕事の効率にも影響する可能性があると指摘されています。例えば、タスクの切り替えや問題解決能力がバイリンガルの方が高いという結果もあります。

T:でも、言語を学ぶには時間が必要ですよね。それがデメリットだと感じることもあります。
B:確かに時間はかかりますね。でも、その投資によって、世界中の人とコミュニケーションが取れるというメリットは大きいです。特に英語は国際言語なので、学ぶ価値は高いと思います。

T:言語学習には「曖昧さを許容する」メンタリティが大事ですよね。日本人は完璧を求めすぎて、間違いを恐れる傾向があります。
B:その通りです。完璧主義は言語学習の妨げになります。間違いを恐れず、曖昧な部分を受け入れる姿勢が必要ですね。

T:確かに、最初から完璧を目指すと挫折しやすいです。学び続ける姿勢が重要ですね。
B:はい。特に英語学習では、ある程度「曖昧さ」を受け入れて、実際に使いながら習得していく方が効率的です。

この会話では、バイリンガルとモノリンガルの認知能力の違いや、「曖昧さの許容力」の重要性について議論しました。バイリンガルは無関係な情報を排除し、必要な情報に集中する能力が高く、タスクの切り替えや問題解決能力にも優れるとされています。一方で、モノリンガルの人は細かい情報に敏感であるという違いもあります。言語学習には時間がかかりますが、曖昧さを受け入れ、間違いを恐れずに学び続けることが、効率的な習得のカギとなるという結論に至りました。

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