老いを見つめて
歳をとることは,誰にも平等にやってくが,その時の各々の身体や精神の具合によって
感じ方はさまざまのようである。
私も80歳になった時から,身体の不具合がやってきた。歯の具合,目の見え方,手足の
不自由さ,ビニール袋が開かない,プラスチックの袋の入った食品が簡単に出せない。
料理のレシピをよんで、いざ作り始めると,突然何だっけということになったり、覚えることが苦手になってくる。
本を読んでいても,登場人物がわからなくなって,前のページに戻ったり,有名な作者の名前が思い出せないとか、多々あるが,掃除機をかけている時突然浮かんできたりする。
記憶を保ったり,頭に留めておくことが呼び起こせないらしい。
しかし,なぜかこの頃昔のこと,特に子供の頃がよく思い出される。なのに今大事と思ってしまった物がどこか思い出せない。
運動機能も衰えを隠せない,老化は足からと言われるが、歩行が困難になる。
友人や近所の方と,合言葉のように,転ばないようにねとご挨拶してるのに、どうしたはずみか転び右手の小指の小さい骨を骨折してしまう。
TVのニュースの言葉も難しく、それにカタカナ語の多いこと,先日のニュースで2次元コードで買い物をすると………と言うニュース,思わず何のこと?
老齢人口は全人口の30%近いのに、もっと優しい言葉でいってほしい。
Granma も12月にはGreat GrandMother
になります。頭も,身体も元気のいたいものです。