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香取直登×黒須育海ギャラリーパフォーマンス「ココカラ」終演


©ToLoLostudio

香取直登×黒須育海ギャラリーパフォーマンス「ココカラ」
3月に念願の、素晴らしいダンサー二人のパフォーマンス企画を好評のうちに無事終えられました。終わった瞬間から再演が望まれる、とてもいいパフォーマンスでした。
二人は
ダンスサミットin Japan 2013グランプリ受賞。Dance Creation Award 2014第一位。横浜ダンスコレクションEX2015シビウ国際演劇祭賞、Touchpoint Art Foundation賞受賞。
等々、輝かしい受賞歴とともに、その後も数々の共演を果たし、10年を超えた今の、素敵な作品でした。
一人ひとりでの場面は、不在の相手を思うような優しい時間。二人でいる時は休み時間にじゃれて游ぶ高校生のような、ガチョーク賛歌の男性二人で踊るバナナツリー(バレエの演目でいちばん好きかも)を彷彿させる楽しい場面。二人の共に踊ってきた過去を振り返るような場面もあり、コミカルでもあり、エモーショナルな部分もある作品。
二人のソロも、ユニゾンも、同じ動きをしていても、それぞれの魅力が溢れ出して、それも楽しめたポイントでした。単純にフィジカルの凄さに息を呑んだり。
香取直登さんが20回以上にわたり続けている、カラダアソビ→ダンスのワークショップで取り入れている動きも随所に見られ、ワークショップ参加者は嬉しかったんじゃないかな。自分たちがやってきた、むしろ初歩的にも感じられていた動きがこんなふうにパフォーマンスになるんだという感慨。
それが全て、二人の息遣いさえ感じられる、動いたときの風が感じられるような距離で見られたのも幸せで、ギャラリーパフォーマンスの良さを感じました。

惜しむらくは、私の広報力の無さ、集客力の無さです。この組み合わせ、内容、なのに、3回公演のうち2回は満席にできず。ギャラリーという狭い空間なので、満席でも16〜17席ですが、それが埋められない。正直な話、知り合いに声をかけまくり、インスタで見かけた近隣のダンス関係者にDMを出しまくり、コンドルズファンっぽい人にあらゆる伝手をたどり連絡を取り、満席ならず。
いやー、反省しきり。本当にまったく個人でやってることで、SNSのフォロワーも3ケタだし、なんだか行き詰まりも感じています。日頃の行いが悪いのか、とかね。
しかし、初心忘れるべからず。
カラダアソビ→ダンスワークショップも、パフォーマンスも、香取直登さんという美しく素晴らしいダンサーを多くの人に知ってもらいたい、名古屋で香取直登さんのダンスを見る機会を作りたい、その一心だった。
まだまだまだ、やれることはあるということですかね。
次の企画も、とても内容のいいパフォーマンス企画。全力でいこう。

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