「住むように旅する」という生き方に、ずっと憧れてきた。 今でももちろん、憧れている。 SNSで「世界一周」とか、「バックパッカー」とか、そんな非日常で自由な空気をまとった単語が目に飛び込むたびに、「ああ、いいなあ!いつかわたしも」と思いながら、息を飲むような絶景や、おしゃれなカフェの写真を延々と眺めている。 旅をしているときは、なんだか時間の流れ方が違うように感じる。 いろんなところに行って、いろんな人と出逢い、いろんなことを学び... 同じ1日なのに、まるで
「つくる」という、営みは尊い。 それは、何もなかったところに 新しいものが、当たり前のように存在すること。 それは、わくわくすること。 それは、世界を小さく変えること。 それは、もしかしたら誰かの人生をかえること。 つくる人は、 それによってもたらされる価値を考える。 誰かを幸せにすることを考える。 与えてもらうのではなく、与えることを考える。 その思考そのものが とても尊いと思う。 瀬戸内って、「つくる人」が多いよね って言われたい。
目まぐるしく過ぎる毎日。 ふっと息を吐いて、自分と向き合ったり、お腹の底から笑ったり、子どものような新鮮な感動を味わったり。 そんな当たり前の贅沢を心が求めるとき、旅に出たくなる。 「世界中を旅しながら、綺麗なものや素敵なものをいっぱい見て、いろんな人たちと出会って、自分の感じたものを表現することで、人を幸せにしたい。そういう働き方がしたいし、そういう生き方がしたい。」 憧れを抱きつつも、具体的にどう動き出していいかわからないまま、二の足を踏んでいた頃、 「旅と仕事