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与えられる人間になりたい

 自分が怪我をしたとき、以前一緒にプレーしたことあるみんなや友人からいっぱいメッセージをもらった。
サポーターの方からもたくさんいただいた。めちゃくちゃ萎えてた自分は、すごく元気をもらった。ありがとう。


 試合の次の日から1ヶ月自宅療養だったけど、その間にもみんなが自分のために贈り物をたくさん届けてくれた。落ち着けるようにお香をくれたり、寝間着に本に‥。
なんかもう俺のこと考えてくれてるってことだけでめちゃくちゃ胸が熱くなった。その気持ちが何より嬉しいし、俺って愛されてるなって心があたたかくなった。
この時期はこれが支えやった。


 これを機に思い返すと、今までほんとに人に恵まれてて自分はみんなから受け取ることばっかりやった。自分から、ご飯に誘ったり、連絡を取り合ったりすることがほんまに少なかったと思う。

 強くそう感じたのは、神戸のだいやくんの存在。
神戸にいるときも毎日のように一緒にいたけど、僕が町田に移籍しても定期的にテレビ電話で連絡をくれる。特に、メンバーを外れた時とか…(笑)  
今回も「ミステリーボックスや」といって毎月フルーツを送ってくれたり、温泉水を送ってくれたり•••。
いつもすごい愛情を感じている。こんなにも誰かのために行動する人は見たことない。大きな愛情を人に与えられる優しさの塊だと思うし、人としてかっこいい。

 僕は自分から何か与えられた事があるだろうか。

僕は今まで自分のことにしか向き合う余裕がなかった。チームメイトや友人と話していると、「そんなに考えてたんや」と言われることがよくある。誰かのことを思ってても自分からはあまり連絡しないし、伝えることもしてこなかった。わざわざ伝えることでもないかなと勝手に思ってたけど、些細な連絡でも嬉しいなと思ったし、想いは伝えないと相手にはわからんし、理解されへん。

 多分、自分はみんなが思ってるよりも何事にも強い思いを持ってると思うけど、表現できてないと思う。みんなが俺にしてくれたように、自分が先にアクションを起こすことが大切やなと思った。

 もう一つ感じたことは、思ってた以上に人間関係には双方向のエネルギーがあるってこと。
サッカーを通じて、自分が何かを伝える側だと思ってたけど、本当はみんなにたくさんのエネルギーをもらってた。怪我をしてから、支えられて自分は生活してることをより感じる。
自分の思いを伝えたいと思って始めたnoteでも、境遇は違っても同じような思いをしている方からメッセージをいただく。自分にメッセージをくれることがまず嬉しいし、勇気をもらう。もっともっと自分も頑張らなと思うし、パワーを与えたいと思う。


 人の言葉で傷つくこともあるけど、結局、救われるのも言葉だし、人だ。

 自分から与えられる人間になりたい。



 まだまだここから!
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