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さらなる旅をはじめよう

今年の梅雨も開け、晴れ渡る7月中旬の一日。
旅の思い出に浸りつつも、新しい日を楽しもう。
さあ、さらなる旅をはじめよう。日帰りの旅でも
せわしない日常から身も心も解き放ってくれる。

今度もいつものように自転車を電車に乗せて
佐賀を越え、武雄を越えて、西へと向かおう。


旅への期待が高まる先頭車両。童心をいつまでも
目的の駅に到着。ここは日本の20世紀遺産に選定された場所
ホームには陶板と緑がデザインされている。陶器の町ならでは
駅舎の天井とトップライトが印象的
見上げると白磁のような雰囲気でもある
天井めいっぱいのトップライト。軒のデザインも複雑
陶器の時計に、手すりに、陶器タイルの柱。建具もよい感じ
有田音頭の陶板がよい感じ。皿山の風景も楽しみだ

美空ひばりさんが生前唯一歌ったご当地音頭と
いわれる「有田音頭チロリン節」。手に持つのは
カスタネットではなく、陶磁器の小皿である。

こぢんまりとした中に、いろんなものが詰め込まれた有田駅
タクシーの列を横目に、自転車にまたがり出発しよう


キルンアリタは2021年にできた観光案内所
赤いコンテナは登り窯のイメージとのこと
よいうつわには、よいお箸をと創業された喜栄


築100年の陶磁器商家にあるセレクトショップのbowl
石畳と陶板と漆喰の組み合わせもよい感じ
入りたいけど、まだ時間が早い。また次の機会に

これを読み、sanchiはさんちでも良いかもしれないと
思った。図らずもつけた名が、行動につながってきた。


対面にも陶磁器のお店のFUCHIGAMITOJIKI
隣にはcafeのILHA。とてもよい雰囲気。うつわも気になる
どこもCLOSED。まだ9時前なので仕方ない。雰囲気を楽しむ


気を取り直していつものように気になるものを見て進む


道の途中に佐賀大学。元は佐賀県立有田窯業大学校だった
佐賀大学有田キャンパス。芸術地域デザイン学部が創設された
中のスロープがかっこいい。奥に広がる中庭もよい

どちらもよい動画。若い頃から進む道をしっかりと
見据えている。質の髙いものを作るまなざしを感じる


さらに進むと39Aritaの看板。気になるので調べてみる

「THREE RIVERS(スリーリバーズ)」では有田焼の
技術を取り入れた日本唯一の特許を取得している
コーヒーフィルターを製造している。39Arita
は直営のオンラインショップの名前であった。

そしてもちろん、次の信号を左折して向かうは宗政だ


九州に来て日本酒に出会った。宗政は佐賀の日本酒。
その甘さ、口当たりのよさに、透明感に感動を覚えた。
有田駅に降り立ち、まずは南へ。目指すは宗政酒造だ。
そして次にうつわを。さあ、さらなる旅をはじめよう。



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