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旅の始まりのインフォメーションセンター

sanchi


以前の大分で思い浮かぶ建築は､という記事でふれた
由布市ツーリストインフォメーションセンター(通称
YUFUiNFO)は由布院駅に隣接している｡坂茂氏による
設計の建物で、その木造の架構がひときわ目をひく。
早速､旅の目的の一つである建物へ｡旅の始まりである
インフォメーションセンターが目的となる旅もある｡

駅に隣接して建つYUFUiNFO（ゆふいんふぉ）
９時のオープンまで外観を楽しもう
ダイナミックな動きのある建築｡シャープな屋根が利いている
ガラス張りの建物は町の様子を透かして見せたり､映したり
由布院駅に呼応するヴォールトのデザイン
複雑な規則性がもたらす不規則性
いろんな角度から見上げてみたくなるデザインだ
オープンとともに一番乗りで内部へ
内部空間も圧倒的｡開放感のある空間は周囲の風景を取り込む
ヴォールトのデザインは自然や山並みと連続し
デザインされた木の構造がやさしく建物を包み込む
大きなデザインがあれば小さなデザインも
ロッカーのピクトも楽しげなデザイン
入り口まで戻りスロープで２階へと
スロープを上るほどに周囲の風景は動いていく
２階は旅の図書館。木に上ったような感覚に
ヴォールトにはめ込まれたガラスの向うに広がる風景
シンプルなガラスの納まりは透明感を際立たせ
有機的にデザインされた木の構造が強調されている
テラスから山並みを望んだり
建物のまわりに広がる風景に目をやったり
駅に停車する赤い車両を眺めたり
木の葉のようなベンチにも目が止まる
そうこうしているうちに内部もにぎやかに
そろそろゆふいんの町へ足を踏み出そう


由布市ツーリストインフォメーションセンターでは、
情報を得るだけでなく、旅への期待を高めてくれる。
開放的なガラスの空間は､内部にいても建物の周囲の
町や自然とつながり､スロープを上りながら､ゆふいん
の町を感じる｡林立する柱は有機的な様相で､自然の中
にいるような印象をうける｡木に包まれたやわらかな
雰囲気が心地よい。さあ、ゆふいんの旅を始めよう｡

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