そのデザインはこれからも、この先も
らせんの空間を持つ藤田珈琲を後にして
旅は過去から現在へ、そしてその先へ。旅はらせんを
描くように続いていく。いろんな所をめぐりつつ、一度
訪れた所にもまたいつか。建物や風景を感じることを
中心として、それらに付随するものすべてを楽しんで。
旅が終われば、テーマに沿い、旅を振り返るのも楽しみ
のひとつ。旅の風景や建物をもう一度たどってみる。
旅ではいろんな形と出会う。円の形は
もちろん街にある様々な外壁のデザインも
街や建物で出会うピクトデザインにも目を止めて
そして街にあふれる色とりどりの風景もたどり
今回の旅では多くの建物や空間と出会い、その中で
安井建築設計事務所の設計の建物を振り返ってみる。
様々な仕掛けやこだわりが、散りばめられた設計者の
意図や想いを感じつつ、建物をたどるのもまた楽しい。
最初に訪れた大阪国際大学。OIUのパターンが印象的
サクラクレパスは様々な色の背景となるように白色で
素材やデザインは街と対話するように
近畿大学東大阪キャンパスに建つデザインも楽しんで
1924年に創業された歴史のある設計事務所の
安井建築設計事務所といえば大阪ガスビル
DOCOMOMOにも選定されている
旅ではDOCOMOMOめぐりも楽しんで
そして九州での旅も思い出す
安井建築設計事務所のデザインには長崎でもふれた
そして長崎スタジアムシティは建設が進み
今年10月にオープン予定。ここもいつか訪れたい場所
楽しかった旅の風景を思い出しつつ
九州での旅で訪れそびれた建物に振り返りつつも
今度は場所を移して、関西に目をやって
関西で安井建築設計事務所の手掛ける建物の数々に
旅をして旅を振り返れば、また旅先が広がって
競馬場の風景にも、また訪れよう
旅の舞台を関西に移し、日常の風景の中の建物へ
北摂は自転車でめぐる事ができる範囲で
旅は徐々に南下して堺へも
奈良へは電車に自転車を乗せて
2025年には大阪・関西万博も予定されている
そこに込められたデザインの意図を感じながら
見える世界をめいっぱい広げて見ていきたい
人やまちを元気にする。その設計にまたふれていこう
今回の旅で、安井建築設計事務所の手掛けた建物を
振り返り、まだ見ぬ建物にも思いをはせた。それら
の建物には様々なアイデアが盛り込まれて、風景の
中で存在感を放っている。2024年4月で100周年
を迎えたその事務所は「人やまちを元気にする」を
テーマに自らが築いた歴史の延長線に、つなげる・
つながる設計を目指されて。これからも安井建築
設計事務所の手掛ける建物を楽しみにしておこう。
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