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そらの下の緑のもとへ

JR三ノ宮駅から歩きで始めた旅

いつものように街のデザインのかけらをたどりつつ、
神戸国際会館へやってきた。建物の屋上に設けられた
そらガーデンという名の屋上庭園。それは西畠清順氏
により手掛けられ、空に開かれた緑あふれる庭園に。


神戸国際会館の建物の形や仕上げを楽しんで
次は西畠清順氏に手掛けられた
そらガーデンと名付けられた屋上庭園へ

以前の記事でもふれた西畠清順氏

エレベーターを降りると白色に包まれた空間の先に
眩しい緑が広がる屋上庭園の入口
心高鳴りながらドアを開けて緑の中へ
緑は光を拡散させ透過させ
床に落ちた模様をたどり、通路をぐるりとまわり
屋上庭園の内側へ。そこには多様な緑があふれ
緑のグラデーションを楽しみながら
正面に設置されたシンボルツリーへ
年を重ねた樹木に強い生命力を感じつつ
初めて目にする太い幹の表面の質感
それは推定500才というオリーブの巨木
その樹木が過ごした時の長さに驚きつつ
豊かな緑とそらを楽しんで
屋上庭園にはテラス席も。併設されたガーデンレストランは
まだ開店前で、緑に包まれたテラス席を一人占めにして
今度、神戸に立ち寄る時は緑とそらの下でコーヒーでも
などと思いつつ、庭園に広がる緑の通路を抜けて
引いて空と緑の色合いを感じたり
寄って緑の持つ複雑さや
光を受けて輝く鮮やかさや
緑の隙間をぬう木漏れ日と
多様な緑の形にふれながら
緑のあふれるそらガーデンを楽しんで
またもと来た通路へと引き返し
緑の楽園を後にして

平和と繁栄の象徴とされるオリーブをシンボルとして

神戸国際会館を訪れた。建物がまとうレンガの質感。
柔らかな色合い。エレベーターに乗り、白い通路を進む
先の緑の風景。青々とした緑のカーテンからさす光。
床に落ちた影の模様をたどって、その先に広がる緑の
風景へ。そして街中で空と緑にふれる空間を楽しんだ。


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