奈良県庁の隣に建つ建物は
奈良県庁を後にして、また旅の続きを楽しもう。旅と
いえば電車の他にも様々な交通手段がある。奈良県庁
の隣に建つのは奈良公園バスターミナル。奈良公園は
東大寺や興福寺、春日大社や若草山など、古刹や自然
までを内包すると、その面積は660haに及ぶという。
建物は奈良の魅力を発信するためとして、またバスに
よる渋滞の緩和を目的として、2018年に建てられた。
いざいざ奈良。私の奈良への旅もまだまだこれからだ
屋上庭園のデッキの先に奈良県庁舎と
水平ラインがつながる建物のデザインがおもしろい
旅をすれば酒蔵にもめぐりあって、至福のひとときを
奈良の街での鹿との出会いを楽しみつつ
保山耕一氏は奈良の風景を取り続けている
建物を手掛けたのはRIA。こちらでより詳しくも
バスターミナルや商業施設、小ホールや展示室などの
複数の機能をつないでいる建物は、立体的な庭として
設計されている。屋上には庭園が設けられ、奈良公園へ
とつながる眺めがある。周囲の風景を取り込む公園の
ような心地のよい建築。バスを利用せずとも、回遊性
のある動線をめぐりつつ、移りゆく景色や屋上庭園に
広がる風景を存分に楽しんで、そろそろ次の目的地へ。
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