朝の散歩で木漏れ日を感じながら
旅をするかのように、出張の朝のひとときを
博多で過ごす時間を大切にと、わずかな時間でも風景
を感じに街へと出る。気持ちのよい朝に、たどりついた
場所は聖福寺。仙崖さんの思い出にもひたりながら、
境内に広がる静かな風景と木漏れ日の光を楽しんで。
仙崖さんは聖福寺の住職を務めた禅僧で
その名は石村萬盛堂のもなかに
2021年7月にオープンしたもの
石村萬盛堂の歴史にもふれてみる
博多塀のデザインが取り入れられて
ホテルの博多塀を施工したのは西澤工業株式会社
博多には様々な風景が散りばめられている
聖福寺は1195年に、栄西禅師を開山として創建された
日本最初の禅寺。塔頭は現在は6院だが、多い時には
38院もあったともいう大きな寺院。また栄西禅師が、
中国よりお茶の種を持ち帰り、最初に茶樹を栽培した
とされお茶の文化はここから全国に広まったという。
街を歩き様々なものに出会う。朝の太陽の光を楽しみ
ながら、もう一つの博多の風景をたどっていく。常に
変化し続け、活力のみなぎる街並みと対照に穏やかな
空気に包まれる博多旧市街をめぐる。博多での朝の
ひとときの散歩。出張であることを忘れそうになる
けれど、九州にふれることができた仕事にも感謝して。