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平和への願いと祈りの風景へ

浦上天主堂を後にして、また平和公園へ。公園には平和
への願いとして、平和祈念像を中心に、世界各国から
寄贈されたモニュメントや、平和の泉などが設置され
ている。今度は平和への願いと祈りの風景の中を進む。

もう一度、平和公園へ戻って
平和と犠牲者の冥福を祈る平和祈念像を見上げ
平和公園を南へと進む
爆心地から北へ最短約100mの位置にあった長崎刑務所
平和公園には、その遺構が残されている
白いゲートをくぐり、公園内のモニュメントをたどる
平和のマントは世界の人々の一体感と
それを守るものを象徴している
中央の通路には世界各国から送られたモニュメントが並ぶ
その先の平和の泉は、水を求め亡くなった人への冥福を祈る
平和公園を南へと進み
花の風景をたどって
階段を下りて平和公園の南側のエリアへ
原子爆弾落下中心地碑。その上空500mで炸裂した原爆
側には浦上天主堂の遺壁が移築されている
その写真で原爆の壮絶さを目の当たりにする
公園を流れる川も今では風景を美しく映し出す
被爆50周年祈念事業碑は富永直樹氏によるもの。
県庁のシーボルトと同じ作者だ
平和を祈る子の像の横を通り
先へと進む。左手に建つのは灯火台
ギリシャ政府より被爆地長崎へ聖火が送られた
階段を上り、次に向かうのは
平和公園に面して建つ長崎原爆資料館
平和への願いと祈りの風景の中を進む


毎年8月9日に行われる平和祈念式典。今年で原爆が
投下されてから78年が経つ。長崎では核兵器廃絶への
決意と「長崎を最後の被爆地に」というメッセージが
発信されている。今もなお、さまざまな場所でおきる
紛争や戦争、そして顕在化する核兵器の脅威。東西を
隔てる溝や軍需産業の拡大、どうすることもできない
悲しみの連鎖は続いていく。せめて、今起きていること
を理解しながら、歴史や過去に触れる旅を続けよう。

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