時代とともに移り変わる素材とデザイン
枚方宿の風景を後にして、その日は最後にもう一カ所
枚方宿を後にして、もう一度自転車にまたがり、その日
の最後の目的地を目指す。今度は枚方大橋を引き返し、
そのまま北へ進めば、ほどなく高槻市へとたどりつく。
前回の高槻の旅は古墳の風景の中、街の中央の公園へ。
そして今回は、前回には訪れなかった高槻城跡に建つ
高槻公園芸術文化劇場を訪れた
枚方つーしんでもそのオープンが伝えられて
直方体のボリュームの構成が意識されたデザインを
手掛けたのは日建設計の江副氏で、その三部作の内の
一つには枚方市総合文化芸術センター
前回の枚方を通った旅で訪れた
もう一つのアクリエひめじには、姫路への旅の際に
日建設計が手掛けた高槻城公園芸術文化劇場。直方体
のシンプルな組み合わせ。それらは木とコンクリート
の素材により直方体が強調されたデザインに。それは
かつての城の構成を彷彿させるように、高さや位置を
かえ連続する。直方体が折り重なる建物は現代アート
のように純粋な形へと。ぐるりとめぐればそれぞれの
ボリュームを構成する形の連続がおもしろく、枚方の
劇場とは異なるデザインに。姫路の劇場も楽しみだ。