東大寺の奥に続く風景へ
奈良公園を南から北へと進み、その先へ
奈良公園の中央に東大寺。今まで訪れたことがあるの
は大仏殿までで、その先に未知の風景が広がっている。
大仏殿の前の道を東へと進み、鏡池を過ぎ、その先へ。向かったのは、東大寺の代表的な行事が行われる場所。
こちらには不空羂索観音立像が安置されている
ここは天平5年(733)の創建と考えられている東大寺最古の建物という。正堂と礼堂と二つの部分からなり、
現在の礼堂は1199年に増築されたものであるのこと
二月堂といえばお水取り。奈良の春を迎える風物詩
お水取りに使用する竹は、旅で訪れた京田辺から
お水取りのわかりやすい解説がありがたい
東大寺二月堂は奈良時代の歴史を受け継ぐ所
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年
(752)に開始されて以来、途絶えることなく続けられ、
2024年でその数は1273回を数えるという。修二会は
お水取りの名でも知られ、行中に観音様にお供えするお香水(こうずい)を汲み上げる儀式も行われている。
法会は、今は3月1日より2週間に渡り行われているが、
元は旧暦の2月1日からで、二月に修する法会との意味
から修二会と呼ばれるようになったという。奈良の春
を呼ぶ風物詩。関西での季節の行事へもまた訪れよう。