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イサム・ノグチに出会えるところ


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香椎浜北公園には、松本清張の小説の舞台の他に
イサム・ノグチによりデザインされた遊具が
設置されている。ただ、それが遊具だとは、
気づかれていないようである。設置のされ方も
彫刻作品のような佇まいでありやむ得ない。



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本当はその上にまたがったり、腰かけたりと、
遊ぶために作られている。確かに説明がないと
どう使ってよいか、わからないかもしれない。
でも、小さな子供たちなら体が勝手に動くはず。 


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これは、イサムノグチ庭園美術館のそばの公園
での懐しい思い出である。体全体を使って、
遊具が発するメッセージを受け止める子供たち。



イサム・ノグチ(1904-1988)は彫刻家である。
モニュメント、庭や公園などの設計、家具や
照明のデザイン、舞台美術などの活動がある。


イサムノグチ庭園美術館は香川県の牟礼町にある。
1969年から、この自然豊かな地にアトリエと住居を
構えてニューヨークと日本を行き来しながら創作活動
が行われていた。そのイサムノグチ庭園美術館には、
150点あまりの彫刻作品、彫刻庭園が残されている。

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※最後の一枚はイサムノグチ庭園美術館サイトより参照




小豆島のオリーブ公園にもイサム・ノグチにより
デザインされた国内に2つだけのスパイラルスライド
という滑り台が設置されている。登って滑る動きが
シンプルにデザインされている素敵すぎる滑り台。

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イサム・ノグチと遊ぼう。

「イサム・ノグチは、日常生活の中にアートを持ち込むエレメントとして、遊具をとらえ自然や古代文明にある形を抽象化し、世界中の子どもたちへ宇宙への夢を託しました。円環から、空、太陽、月、星、宇宙との対話を楽しめる遊具彫刻として今なお私たちに多くのメッセージを伝えてくれます。」
※イサムノグチ庭園美術館サイトより参照


その子供たちへの優しいまなざしと、小豆島の空と
海と懐しく楽しい一日を思い出しながら書いている。





大阪の万博公園には、イサム・ノグチによって
デザインされた大きな噴水のオブジェがある。

1970年に開催された万博当時は、噴水として
使われていたが、今は水上のオブジェとなり、
スワンボート乗って間近で楽しむこともできる。
万博公園の池が改修された際、このオブジェも
再塗装され、現在は輝きを取り戻している。

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イサム・ノグチの代表作でもあるモエレ沼公園
には、いつの日か訪れることができるだろうか。
北海道にいくなら、安田侃彫刻美術館がある
アルテピアッツァ美唄も合わせて訪れたい。







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