ドラマチックな福間海岸の風景
最後の世界遺産を見終えて家路を急ぐ。海岸通りを
走っていると、宮地浜の交差点から海の方に鳥居が
見える。宮地嶽神社の一之鳥居であった。この鳥居
から宮地嶽神社までの参道が光の道と呼ばれている。
2月と10月の参道が夕日に一直線に照らされる日は、
あの世とこの世が一直線に繋がる日として、古来より
大切にされてきたという。早朝に訪れた宮地嶽神社を
思い出しながら、訪れる予定のなかったこの鳥居との
出会いと、宗像をぐるりとまわってきた感慨にふける。
ふくつ観光協会HPより
また、鳥居の向こうに広がっている福間海岸は、
かがみの海と呼ばれている。大きく潮が引いて
無風であると鏡のような海面が見られるらしい。
日をあらためて、写真撮影にチャレンジしよう。
海岸沿いには、海に一番近いウエディングと
記載された結婚式場があった。本当に、海の
すぐそばにある。建物内にチャペルもあるが
砂浜で簡易にチャペルがつくられて人前式も
挙げられるようだ。HAPPY の文字が眩しい。
若かりし自分の結婚式を思い出す。夕日を映す
かがみの海は、さぞかしドラマチックかと思う。
HPより参照
BEACH CAFÉ & STAY BOCCO VILLA
こちらは、海辺に立つカフェで宿泊もできる
施設である。1日1組だけの利用で、2階の
テラスから、ゆったりと福間海岸に落ちる夕日
を満喫できる、なんともぜいたくな場所である。
というわけで、長いようで、あっという間の
宗像での1日も暮れようとしている。今回は
福間海岸で日没までは滞在できなかったので
また、玄界灘に沈む美しい夕日を見に来よう。