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初めてのソロキャンプ

5月に注文した自転車がようやく到着し、
指折り数える日々もやっと終わる。そして
人生で初めてのソロキャンプに出掛けた。

福岡は、今週の末は雨模様であったが、
雨が少し先に伸び、土日は大丈夫そうと
いうことで、何はともあれ出発してみる。

目指すは一本松公園キャンプ場である。
博多からは自転車で1時間程度の距離
にあり、予約不要なキャンプ場なので、
テント張る場所があるかな等、どきどき
しつつも期待と不安と半分で出掛ける。

途中、トライアルというスーパーで食料を
調達。一人で食べ切れるのかと思いつつも、
スーパーのかごは食材で溢れていく。何事
も経験なので、不足なければよいと思う。

新しい自転車を漕ぎながら、残念な事実に
愕然とする。もう一台の20インチの自転車
より坂道は楽に登れるはずで、峠をどんどん
越えていくつもりだったが、思ったより重く
私の今の足腰では、峠は越えられそうにない。
ああ、これから鍛錬の日々になりそうである。

まずは、今日を楽しもう。と思っている内
にキャンプ場に到着。天気は大丈夫そうも
少し薄暗い。鬱蒼とした木々の間を進む。

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ようやく、キャンプ場のテントサイトに到着。どこに
テントを張ればよい館と思案するが、わからないので
テーブル代わりとなる石がある木の側に張ることに。


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自転車はこんな感じ。いろいろ詰め込み過ぎて、
不格好であるが、少ないよりも多いに越したこと
はない。ビギナーに外聞はなくて良いと思う。


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早速、お昼の時間にする。まずはチキンラーメンを
頂く。煮すぎてしまっても美味しい。自然の中で頂く
チキンラーメンはどうやっても美味しいんだと思う。


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トライアルで購入した食材を次々に焼いていく。
焼いて塩コショウをすれば、どんな食材だって、
自然に囲まれたこの場所ではご馳走に。ワンカップ
大関と共に、幸福なお昼ごはんの時間は過ぎてゆく。

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ダイソーで購入したアヒージョの素を試してみる。
オリーブオイルが足りなくて、水を足すと少し違う
感じに。次はオリーブオイルを瓶ごと持っていこう。


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締めのご飯はドライカレーの素を使って。初めての
メスティンでの炊飯は少し固めも、美味しく頂けた。
メスティンでこんなに美味しく炊けるとは感激だ。



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そして、少しフライング気味にウイスキーを。
昼間のウイスキーの色合いもよいものである。


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夜に向けて焚火を始める。持参した薪に火を付けるも、
夜まで持たないことがわかって、薪拾いに奔走する。
薪拾いが楽しい。これは、子供達といっしょにしたら
楽しいだろうなと思いつつ、せっせと枯れ木を集める。


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そうこうしている内に日は暮れていく。トイレに行く
途中、美しい夕焼けを見ることができた。燃えるような
夕日に感動である。このキャンプ場には立派なトイレ
が出来ていたが、テントサイトからはかなり遠いので、
お酒好きな人にとっては、とても悩ましいところだ。


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夜も更けウイスキーはどんどん進む。やはり焚火には
日本酒ではなく、ウイスキーが合うような気がする。
琥珀色の液体が焚火に照らされ、得も言われぬ輝きに。


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昨日は曇り空で、星空を眺めることはできないかなと
思っていたら、一時、雲が風に流されて、夜空に星を
見ることができた。束の間ではあったが満足である。
ウイスキーもほどよくまわり、ほろよい気分で寝床に。



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風の強い夜であったが、何事もなく朝を迎える。
目覚めのコーヒーを頂き、改めて無事キャンプに
これたことをよかったと思う。自転車も届き、天気
も持ちこたえ、仕事も落ち着いていてよかった。


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朝食に、昨日のアヒージョの素の余りでパスタを
頂く。鳥のさえずりと共に、コーヒーと朝食を
とれるとは、なんて贅沢だろうとしみじみ思う。


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今日も、快晴で清々しい朝である。
キャンプ場に後にし、家路に就く。

寝る時にテントの入り口を締め忘れ、寒くて起きたり、
テントの設置場所に、少し勾配があり寝づらかったり
もしたけど、雨にも合わず充実したキャンプであった。
次は、もっと遠くのキャンプ場へ足を伸ばしてみよう。



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