見出し画像

旅の3日目の宿泊は富山の街で

あけましておめでとうございます
皆様に幸多き年になりますように

引き続き新たな気づきに期待して
日々や旅の記録を繋いでいきます
本年もよろしくお願いいたします

富山国際会議場と富山城を後にして

富山の旅の3日目もそろそろ終わりに。富山の旅も
中盤から終盤へ。その日の宿へは、富山城からも
歩いて行ける距離にある。今回の旅では富山の街の
スケールを体で感じつつ、富山の街を歩いてめぐる。

富山城から街並みを眺めてしばらく歩き
ホテルよし原へ。ノスタルジックな雰囲気を感じるその宿には
想像以上に装飾された内部空間が広がって
フロントの上部は様々な要素で構成された吹抜けに
驚きのトップライトとデザインされた照明器具
ロビーの設えや色合いにもレトロさを感じつつ
散りばめられた様々な模様や柄も楽しんで
ロビーは庭園に面して配置されて
緑とも繋がれる場所にもなっている
天井の壁紙にも懐かしさを感じながら

旅先で出会った様々な壁紙も思い返して

壁に円のモチーフの装飾的なタイル。奥のショーケースには
富山ならではの薬が並ぶ
富山には300有余年のくすりの歴史が流れている
富山駅前にはくすりやさんの銅像も
柳行李を背負い全国を訪れたくすりやさんの歴史は

くすりのまち富山市の礎となっている

家族の後を追いかけて、そろそろ客室へ
通路には雪の大谷のポスターも。今回の旅は

アルペンルートをたどる旅。雪の大谷へはまたいつか

館内の見取り図も確認しつつ、4Fの一位という客室へ
エレベータの周りはタイル貼。その形状と納まりに目を留めて
デザインされたエレベーターホールを通り
客室への通路を進む。予想外の仕上げの色合いと質感に
驚き、楽しみながら客室へ。宿泊した客室の一位という名は
縁起のよい樹木とされるイチイからつけられて


子どもたちが、この部屋が一番なのではというので
宿の人に聞いてみたらその意味も持たせているとの
ことで、過去に巨人軍の北陸遠征の際は川上監督の
部屋とされていたという。聞いてみれば意外なことも

宿泊した部屋は縁側や書院まである広々としたものに
部屋で少しゆっくりした後、早めの夕食へ
会場は1Fの中広間。入口前の設えにまた驚かされつつ
中広間へ。襖のデザインも興味深く
内部の障子も菱格子に麻の葉の組子まで
などと家族にあきれられない程度にテーブルについて夕食を
それでも気になるものは仕方なく、白波に鶴が飛翔する様子や
厚めの布生地で森を表すような抽象的な壁紙まで
壁紙以外にも、形がひとつひとつ異なる立体的なタイルや
障子の躍動感のある斜めの組子
印象的なエントランス上部のトップライトなど
ホテルよし原に散りばめれられたデザインも楽しんで

宿に流れる時の流れを感じながら

ホテルよし原。富山駅から歩いていける距離、街の中に
建つことを条件に探した宿。外観から漂うレトロ感は、
内部でさらに際立ち、想像以上の空間が広がっていた。
使用された素材にも驚きを感じて共用部も楽しんで。
そして旅での楽しみの一つの朝の散歩。家族が起きる
前のひとときに、今度は富山の街の朝の風景の中へ。


いいなと思ったら応援しよう!