神戸の風景は過去から未来へ
緑の隙間から見上げた空を後にして
神戸の街を歩く旅。まずは神戸国際会館へ。そこから
眺める街の姿。神戸は過去にも何度か訪れて、当時の
楽しかった思い出がよみがえる。時の流れとともに、
風景が新しくなっていく神戸の街を感じに行こう。
緑にふれて暮らす効用は、時の流れを感じられること
今年の3月に起工式が行われ、2029年に開業予定に
それも役目を終えて、新たな建物へと姿を変える
神戸市役所連絡棟は今年の9月に竣工して
北九州の旅で出会ったシオン像も懐かしい
姫路の旅でもその彫刻を。旅を続け風景は重なって
後世へ。MARINAという作品は今回の旅の始まり
で出会った作品を手がけた新谷 琇紀によるもの
街を歩く。風を感じ、様々な音に包まれる。行き交う
人々の雑踏。車が通りすぎ、そよぐ緑と鳥のさえずり。
旅を続けている。旅はその瞬間に完結することなく、
過去の思い出や、まだ見ぬ先の風景につながっていく。
神戸の街は、あの日を境に大きく姿を変えた。関西に
住んでいたので、その日のことを、その瞬間をよく覚え
ている。新しくなっていく神戸の風景。過去の出来事
は形を変え力となり、街のエネルギーは増幅していく。
今を感じ、未来につながる街の風景を見つめていこう。