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緑に包まれた建物に立ち寄って

JR京都駅の隣の山科駅から始めた自転車の旅は

山科の街をのんびりと走りつつ、まずは緑に包まれる
建物へ。旅先では歴史ある建物とともに、新しく風景
を作り出す建物にも訪れている。新しく建つ建物にも、
いろんな物語があり、それにふれると建物への愛着が
深まる気がしている。いろんな角度で建物を楽しんで。


山科の街を南へそして少し東へ向かい
緑に包まれた建物に立ち寄って
駐輪場に自転車を停め、裏側のアプローチから
緩やかに波打つ鉄の格子のデザインも楽しみつつ
建物に沿ったアプローチは
緑に包まれて。緩やかな角を曲がり
木の手触りも感じながら入り口の方へと進む
途中に設置された赤のロゴデザインにも目を留めて
建物に入る前に、もう少しだけ外回りを。看板の
デザインも楽しげで、お菓子が看板になっている

茶の菓は京都を代表するお菓子にも

こちら側がメインの入り口で、建物は緑に包まれて
道路を渡ってみると、その様子がよくわかる
また緑に包まれた通路を。ツワブキの緑もまぶしくて
アプローチを進み、建物の入り口に
その先に、道路に面した中庭も。緑に囲まれて森の中のように
雑木に包まれた通路の先には
大きな緑に包まれた建物。これは巨大な緑の
キャラクターのロマンくん。いろんなところで
来訪者を楽しませてくれる
まだ旅の序盤だが、せっかくなのでひと休み
ひとまず注文して順番を待つ間に、辺りを見回すと
すぐ横には絵本コーナー。造り付けのソファーも楽しげで
ウンゲラーといえば、すてきな三にんぐみ
へびのクリクターもなつかしい
モーモーまきばのおきゃくさま。これは家にもまだ置いてある
子供が小さい頃、一緒に通った図書館を懐かしみながら
楽しげな店内を見まわしつつ、そうこうする内に
注文を受け取って。辛いものも好きだが甘いものも好き
お皿のデザインも楽しみながら
ゆっくりしていると、アプローチに面した席が空いたので
楽しい空間になごりおしさも感じつつ
出口はロマンくんが教えてくれる
その横にはアプローチで見たロゴも。
2階はロマンライフの2階オフィスに

株式会社ウエダによるオフィスのデザインも楽しんで

出発する前にトイレも済ませて
マールブランシュ ロマンの森を後にする
また柔らかな木の雰囲気と緑に包まれたアプローチを
敷地にはいろんな樹木が植えられて
栗の木だって植えてある
緑や空になじむような建物を後にして


建物を手掛けたのは辻村久信デザイン事務所

マールブランシュの3代にわたる物語にもふれながら

これからのマールブランシュの挑戦も楽しみに

70年前に河内誠一氏が始めた純喫茶ロマン。2代目
の河内誠氏がおいしいコーヒーに合うおいしい洋菓子
をという想いで開業した京都北山 マールブランシュ。
そして、今は3代目の河内優太朗氏へ。喜びをリレー
するという理念のもと、株式会社ロマンライフの創業
の地の山科で、2020年マールブランシュロマンの森
を開業された。時代と共に、求められるデザインや商品
は移り変わり、その中で核となるものを作りながらも、
新しい挑戦を続けていく。マールブランシュロマンの
森は、わくわくと楽しさが詰め込まれた場所でもある。
喜びのバトンはリレーされて、様々な人の手の中へ。





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