自然の力を感じる島原半島
原城跡を後にして、駐車場のある原城温泉まで歩いて
戻る。海沿いに建つ原城温泉。せっかくなので海辺の
風景も楽しもう。そして島原半島といえば雲仙普賢岳。
1990年から1995年まで続いた噴火活動を思いだす。
ユネスコ世界ジオパークは、48カ国195地域に渡り、
日本では島原半島も含め10地域が認定されている。
ここは土石流災害の恐ろしさを後世に伝える場所
雲仙普賢岳噴火から30年。火山の博物館の案内も
噴火でできた溶岩ドームの様子がよくわかる動画も
1990年からの噴火で形成された新たな溶岩ドームは
平成新山と名付けられ、その後の崩落なども含めて
標高は1483mに。それまでは最高峰であった普賢岳
の高さが1359mであったことを考えると120m以上
も山が高くなっている。自然の持つエネルギーに驚き
を感じざるを得ない。日本の各地に発生する様々な
自然災害。そこで起きた出来事や、その自然の脅威
を知ることで、これから起きうる災害に備えよう。