記憶をつなぐ建物は街並みに溶け込んで
奈良公園の気になるものをたどりながら
奈良の街歩きを楽しんで。飛鳥園仏像写真ギャラリー
を後にし、前の道を東へ進むと、ほどなく奈良の街並み
に溶け込む建物が見えてくる。通りに面した瓦葺きの
屋根のゲートをくぐると、外壁には焼杉板の仕上げの
落ち着いた雰囲気。和の要素を持ちつつ、内外をつなぐ
大きなガラス面を持つデザインの建物をたのしもう。
こちらの動画でその仕組みがよくわかる
ボタンを押すと地震時の揺れの違いがよくわかる
このCMでは奥村記念館の風景も
100周年を記念して建設された奥村記念館
その奥村組の歩みをコーポレートムービーにて
様々な土木や建築を手掛けられ、今回の旅で訪れた
奈良県庁舎や奈良公園バスターミナルも手掛けている
今回の旅では奈良県庁舎とつながる
奈良公園バスターミナルの建物も楽しんで
奥村記念館は2007年に、奥村組の100周年事業として
建設され、奈良で創業した奥村組の歴史と技術を紹介
する建物。事業拠点として長年使用されてきた旧建物
(奈良工事事務所)が建替えられて、創業者の好んだ
風景や小屋組みの梁、瓦、庭石、手水鉢など、旧建物
の記憶を受け継ぐものにもなっている。中には休憩所
もあり、無料のサーバーでコーヒーまで頂ける。旅の
途中でほっと一息つき、もう少し奈良の旅を続けよう。