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野外彫刻と対話をしよう

対話する野外彫刻の最後には岡本太郎のこどもの樹


ニキ・ド・サンファルやヘンリー・ムーアの野外彫刻
を振り返ってきた。でもやはり、私にとっての野外彫刻
の最たるものといったら、太陽の塔にほかならない。
そこには岡本太郎の思いが満ちている。ただ、彫刻と
いうより建築に近いのだが、その造形はやはり彫刻だ。

大阪に帰れば、いつものあの物言いたげな顔に会える。

太陽の塔。それが生まれたことが奇跡だと感じる

万博公園では太陽の塔の存在を感じながら
その両腕を大きく広げた姿にみとれる
頂部についている黄金の顔は直径約10.6m
太陽の塔はお祭り広場の屋根に大きく穴を開けて
万博において強いメッセージを発していた
モザイクタイル貼りの赤いイナズマ。太陽の塔の個性のひとつ
背面にの黒い太陽の顔は過去を表す
太陽の塔はミュージアムとなって
開口部から見上げる太陽の顔
スケッチはだんだんと形を変えていき
太陽の塔のイメージが出来上がっていく
野外彫刻にはすがすがしい空がよく似合う
未来を象徴している金色に輝く黄金の顔
不満げな顔でずっと見守ってくれている太陽の顔
側面からみると塔の奥行きがよくわかる
赤いイナズマは未来への警告ともとれる
この腕の中にエスカレーターが入ってたとは驚きだ
いろんな角度から太陽の塔を楽しみ感じる
太陽の塔には四つの顔がある。背面には過去を表わす
黒い太陽。近くでみるとその表情がよくわかる
4つ目の顔は地底の太陽。実物は行方知れずでレプリカがある
イサム・ノグチの月の世界と岡本太郎の太陽の塔
太陽の顔は遠くからでもその表情がよく見える
太陽の塔をいろいろと楽しんできた。池に映り込む姿や
白い風船に包まれる時も
樹木の間から見上げたり
夜のイベントでもその姿を感じながら
イルミナイトでは光に包まれて
幻想的な空間が広がっていた

プロジェクションマッピングにもまたいってみたい

太陽の塔と空。今も立っていてくれてありがとう


緊張感の中にある真の調和。1970年の万博で岡本太郎
が伝えたかったことを、太陽の塔は語り続けてくれて
いるのだと思う。そして今もなお、ずっと見守り続けて
くれている。また大阪への帰省の際には会いにいこう。

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