旅は時として時間を超えることもある
佐賀にある吉野ヶ里遺跡は、日本で弥生時代最大規模
の環濠集落であることが確認され、また魏志倭人伝に
記された邪馬台国の様子を彷彿とさせる建物跡などが
発見されたことにより、全国の注目を集めたという。
今では98棟の弥生時代の建物が復元され、往時の生活
の風景が再現されている。目の前に、予想以上の光景が
広がっていた。旅は時として時間を超えることもある。
ロマンあふれる九州の地。さあ弥生時代を満喫しよう。
※表紙は吉野ヶ里歴史公園ホームページより参照
佐賀県の東部に位置する吉野ヶ里遺跡は、日本最大の
遺跡。1986年の調査で、遺跡の全貌が明らかになり、
その歴史的価値から、現在は吉野ヶ里歴史公園として
国営公園となっている。面積はおよそ50haもあり、
東京ディズニーランドとほぼ同じ広さであるという。
竪穴住宅の中のリアルな弥生人の人形に驚きつつも、
弥生時代の暮らしを知ることができた。吉野ヶ里遺跡。
やはり、そこに弥生人の声が聞こえてくる気配がある。