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かつてここにあった風景を想う

新しい建物が作り出す風景をたどり

次に訪れたのは、向かいの線路の先に広がる郡山城跡。
やまと郡山城ホールに展示された郡山城絵図によると
現在のホールは、絵図の右側に並ぶ五軒屋敷の辺りに。
過去の風景を思い浮かべつつ、天守台のあった場所へ。

池や堀で囲われた天守台。2013年から郡山城天守台を
展望施設として整備するべく、行われた石垣整備工事の様子も


やまと郡山城ホールを後にして、線路の先に残る郡山城跡へ
豊かな緑に覆われた城跡の堀沿いを進み
整備された郡山城跡へと向かう
道路沿いの石垣や緑も手入れされ
模型や石垣の資料を展示する建物も
新たに建てられ、休憩スペースにも
また周囲はイベントスペースとして利用されているという
整備された公園から天守台を見上げる
天守台の西側に整備された公園はかつて厩があった場所
堀沿いに進み、天守台を眺めつつ
訪れたのは4月の終わりで、ツツジの花が楽しめる頃
整備された石垣が作り出す風景を楽しんで
公園ではいたる所から天守台を眺めることができ
2021年に天守台へかかる橋も整備され、回遊性が増している
こちらは柳澤文庫という施設。柳澤氏は郡山城の最後の城主
柳澤文庫を後にして、整備された極楽橋を渡り
石垣を間近でも観察して
極楽橋のかかる風景を振り返り
堀の先にはカフェテラスや城址会館も
通路に沿って複雑に積まれた石垣を眺めつつ
天守台への道を進む
発掘によって調査が進められ、整備された天守台からの
かつてここにあった風景を想う
大きな神木と柳澤神社の風景も
石垣には形が整えられた角の石
全体は自然味あふれる石で構成された野面積み 

また郡山城の石垣は、別の場所の石を用いた転用石が
見どころとのこと。訪れる前に調べておけばよかった。

金魚は柳澤家によって大和郡山に伝えられたといい
柳澤家と大和郡山は深いつながりがある
いつものように狛犬や
干支の刻まれた灯籠のデザインも楽しみつつ
豊かな緑に包まれた
郡山城跡にひろがる風景を後にして

以前も参考にさせて頂いた奈良観光コンシェルジュ

こちらの動画を見てから訪れれば深く楽しめたはず

郡山城は日本さくら名所100選でもある所

2022年には国の史跡にも指定されて

こちらの動画で郡山城跡公園整備事業の概要を

2023年11月に一部先行して開園された郡山城跡公園。
全体の完成は2025年春を予定されているという。整備
によって回遊性が増したという公園のコンセプトは、
どこからでも天守台を眺められるというもの。天守台
を持つ公園の風景や、天守台からの風景を楽しんだ。

また郡山城は2026年に放送予定のNHK大河ドラマ
「豊臣兄弟!」の主人公、兄の秀吉を支えた秀長が城主
であった城。整備が続く公園と大河ドラマも楽しみに。

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