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有孔折板によってランダムに構成された外観へ

過去の風景にも思いをめぐらせながら

週末に小さな旅を繰り返している。それは電車を使う
日帰りの旅から、自転車での街や風景やめぐることも。
今回は自転車にて北摂地域をめぐる旅として、まずは
大阪大学へ。街並みを作る広いキャンパスを楽しんで。


北門から南へと進み、通り沿いに建つ特徴的な建物へ
壁面の有孔折板が壁面に落とす影。窓のデザインもリズミカル
その有孔折板はランダムに配置され
建物の外観を覆いながら、奥の建物へとつながっていく
有孔折板とは穴の開けられた折版で、内外をゆるやかにつなぐ
この建物は大阪大学サイバーメディアセンターといい
2014年にこの本館が改修され、隣にITコア棟が新築された
本館の建物には建設当初のモチーフが残り
円筒型の階段室が特徴的
少し離れて外観を見上げてみると
ランダムと思っていた有孔折板は意外に規則的に
その有孔折板の素材は新築のITコア棟へと連続していく
有孔折板でおおわれた外観は
透明のパネルを織り交ぜ、だんだんと変化をつけて
本館から新築の建物へとゆるやかにデザインはつながって
訪れた4月の半は、桜の季節も終わる頃
こちらの建物はランダムなデザインで
サイバーメディアーセンターを後にして
キャンパスの総合案内も確かめながら、次はさらに南へと

建物にはメッセージがこめられて

東畑建築事務所が手掛ける建物は東大阪への旅でも

建物だけでなく、中身についてもふれていこう


大阪大学の吹田キャンパスの気になる建物をめぐる。
大阪大学サイバーメディアセンターは改修された本館
と新築のITコア棟からなり、東畑建築事務所によって
手掛けられた。外観はキャンパスのアイストップとし、
シンボリックで印象的な曲面のフォルムとされている
といい、通り沿いに自然と目に入ってくる。有孔折板で
ランダムに構成された壁面は、光や風を通して、角度
により光を乱反射させて、動きのある外観を形づくる。


旅ではつながりのある風景を思い出し

摂南大学の8号館はルーバーとパンチングパネルにて


京田辺への旅で、同様の建物を訪れたことを思い出す。
白い素材は形や間隔をかえて連続して、建物の表情を
作り出す。その素材やパターンによって、シンプルでも
異なる表情が作り出されている。デザイン手法は類似
されつつ展開されて。そのつながりや差異も楽しもう。


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