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山中に現れる宇宙船のような建物
![](https://assets.st-note.com/img/1656232382928-s9YxedoupU.jpg?width=1200)
武雄市こども図書館で少しゆっくりしすぎたかなと思い
ながらも山中を進んでいく。前方に見えてきた宇宙船の
ような建物は、佐賀県立宇宙科学館で通称「ゆめぎんが」
山々に囲まれた自然の中で、ひときわ異彩を放っている。
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![](https://assets.st-note.com/img/1656231104295-GejPg0mzRZ.jpg?width=1200)
正面にまわってエントランスへの大階段を上っていく。
宇宙船をイメージしたデザインや各部分のパーツにより、
建物のように見えない。跳ね出し部分を支える柱は細く
建物に浮遊感がある。右手の球体はプラネタリウムで、
左の半球体は天文台である。プラネタリウムと天文台の
大きさの関係は地球と月の大きさにほぼ比例するという。
それに気づいた人は、かなりの宇宙マニアなはずである。
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※佐藤総合計画ホームページ参照
建物を設計したのは、株式会社佐藤総合計画である。
内部の展示を、空間デザインで有名な乃村工藝社が
手掛けているのも見所である。佐藤総合計画ホーム
ページでは建物の印象的な外観をみることができる。
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![](https://assets.st-note.com/img/1656231753783-RDOibmRv1O.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656231763545-9YYwX8UlvX.jpg?width=1200)
ホールを抜けて進んでいくと、反対側のテラスに出る
ことができる。周囲を山々に囲まれたのどかな場所に、
この建物は建設したというより、降り立ったかのような
外観である。反対から見てもその浮遊感が際立っている。
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![](https://assets.st-note.com/img/1656234169075-S9yfOQYYFP.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656234178053-vtLWoyM3Hv.png?width=1200)
建物は1999年に建設されたが、2015年にリニューアル
され展示も新しくなっている。ゆめぎんがは、九州では
最大級の科学館で、パンフレットにじゃ面白そうな展示
がたくさん記載されている。武雄市には、こども図書館
の本だけでなく、実際に体験できる場所もある。館長の
施設紹介の動画はとてもわかりやすく、見ていて楽しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1656231662308-P4m4WCqngs.jpg?width=1200)
佐賀県立宇宙科学館は2022年のテレビ東京の全日本
コロコロからくり装置王決定戦で2位になっている。
ロビーにはその装置をリメイクしたものが設置され、
全長20mを超える壮大な規模の作品となっている。
毎年行われているビーコロ展は3月19日からのため、
実際に動いている様子を見ることはできなかったが、
後で動画を視聴できた。これを見れば佐賀通になれる。
まだ旅の序盤なので、あまりゆっくりはしていられない。
ゆめぎんがを楽しむには半日程度は十分にかかりそうだ。
今回は建物のスケール感やデザインのみを満喫した。次の
目的地の嬉野までは小一時間。お昼は嬉野でいただこう。