そして平戸の街の丘に建つ教会へ
平戸の教会をめぐる旅も終盤へと向かう。1550年に
平戸を訪れた宣教師ザビエルにより布教が始められた
キリスト教。その風景を目指し、カトリック山田教会を
後にし、平戸の街の丘に建つ平戸ザビエル記念教会へ。
今回は平戸に建つ教会をめぐる旅
丘の上に建つ平戸ザビエル記念教会と平戸の街の風景
平戸の街の丘の上に建つ平戸ザビエル記念教会。寺院
が立ち並ぶ先に尖鋭な屋根が見えてくる。1931年に
寺院と隣接する場所に建てられた教会は、東洋と西洋
の文化が混在する平戸を象徴する風景を作っている。
建物は、鉄筋コンクリート造のゴシック洋式の教会堂
で正面の塔の高さは38mもある。平戸の中心部に教会
を建てたいという信徒により、約10年をかけて資金が
集められ、建設時には信徒や住民も参加したという。
青い空に白とエメラルドグリーンの外観。細かく装飾
された各部に見とれる。1550年に伝来したキリスト教
は様々な困難を乗り越え、今に続いている。今回は平戸
をめぐり、そこに流れるキリスト教の歴史にふれる旅。
そろそろ旅も終わりへ。時刻は16時30分を過ぎた頃。
最後に平戸の街を回り、たびら平戸口駅へと向かう。
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