今度は南山城の古寺にある国宝へ
関西の旅を楽しんで。今度は京都の南方へ
今度は、南山城の国宝への旅
広い空の下、ゆっくりと自転車のペダルをこぐ。よく
晴れた日。すがすがしい空気が心地よい。自転車の旅
は自然を体感する旅でもある。風を感じ、山並みを眺め
ながら、南山城地域に立つ古寺までやってきた。お寺
の名前は観音寺。盛時には、諸堂十三、僧坊二十余を
数えたというが、1437年の火災で焼失しその後再建
されるも現在は本堂と庫裡、鐘楼のみが残されている。
明智光秀の軍勢を避け、最短ルートで岡崎へ
南山城の古寺での美しき仏像との出会い
現在、国宝に指定されている仏像は140件。その多くは
京都、奈良に集まっている。京都や奈良への旅は、国宝
に出会う旅でもある。観音寺に安置された十一面観音
菩薩立像との出会い。本堂に設置された厨子の中で、
やわらかな曲線が重なり、形をつくり影を生み出す。
穏やかな光の中で、その美しさに目を奪われた。旅を
すれば、様々なものに出会う。関西の旅を楽しもう。
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