その建物はらせんの空間をたずさえて
旅をしながら、次の旅にも思いをはせて
布施の商店街の中にあるホテルの様子を伺って、また
いつかの旅の候補地に数え、あたたかな街の雰囲気を
後にする。自転車にまたがり、北へ、東へとしばらく
進めば、周囲をガラスに囲まれた建物が見えてくる。
店主の思いが力のある形へと変換されて
以前にも、らせんの形を楽しんだり
内部をらせんに沿って楽しめる建物も
大阪を南へと向かった楽しい旅も終わりへと。いつも
のように道の途中の建物をたどって、キャンパス内も
めぐり満喫した。旅をして旅を振り返ることで、旅の
途中で気付かないことを知る。形や空間などのテーマ
を設けて見返すのもまた楽しい。何度も旅を楽しんで。