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壱岐は焼酎の島でもある

住吉神社を後にして、次の目的地を目指し進む。
神々の住まう壱岐島。その神様に捧げるお神酒。
ハレの日にお酒は欠かせない。もちろんケの日も。
壱岐は焼酎の島。そんな焼酎の風景に会いにいく。

麦焼酎発祥の地、長崎県・壱岐島の代表的な“ハレの日”といえば、やはり毎年、春秋の祭りで奉納される「壱岐神楽」でしょう。約七〇〇年の歴史を持つこの神楽は、他の地方の神楽と異なり、神楽舞も音楽も神職ばかりで奏されることからきわめて神聖視され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

この壱岐神楽のなかに、「神酒保賀比(みきほがい)」という舞があります。この舞は、「酒の徳を讃え、礼代の御神酒を献じて恩頼を蒙ろうとする舞」なのだとか。もちろん、神楽で捧げた御神酒は祭りのあと、みんなで頂きます。“酒の徳を讃える”舞が神楽の中に織り込まれているのは、なんとも壱岐島らしさを感じる伝統です。

壱岐日和ホームページより
壱岐島のお神酒といえば焼酎だ
目的地へ向けてまた坂道を上ったり下ったり
今回の旅は秋の実りの時期
これはバーベナ。野の花もアプリがあれば心強い

麦焼酎の発祥の地。壱岐には焼酎の風景がある。

壱岐の蔵酒造に到着。今回は暖簾が出ているので大丈夫そうだ

壱岐の蔵酒造は6社が集まってできた蔵元だ

残念ながら工場見学は前もっての予約が必要だった
ひっきりなしに観光バスが入っては出ていく
 試飲ができるバスツアーがうらやましい
壱岐っ娘。形にひかれお猪口を。でもグラスにすればよかった


次の目的地の海沿いへ。今度はゆっくりと下っていく
次に到着したの壱岐の華。昨晩頂いた海鴉を作る酒造だ

海鴉はとても口当たりのよい焼酎。ロックで楽しもう。

店内に社長もいらっしゃった。お土産は海鴉にしよう

小売もされている。海鴉はフェリー乗場にも売っているそうだ
焼酎たるもの薫りと味わい。焼酎への旅も続く
向こうにはかすかに海が見える。せっかくなので小島神社へ
潮が満ちている。前回の旅とうってかわった風景がある
潮の満ち引きを感じる風景。海に浮かぶ小島神社も神秘的だ
小島神社は日本のモンサンミッシェルと呼ばれる場所

前回の旅では潮が引いていて島に渡ることができた。

小島神社を後にして、近くにある猿川(さるこう)伊豆酒造へ
閉まっていたので通りから眺めるだけに

猿川川(さるこうがわ)の川畔に位置する猿川伊豆酒造


壱岐は焼酎の島である。その焼酎は壱岐焼酎として
産地呼称が認められた世界に通用するブランドだ。
麦焼酎の発祥の地でもある壱岐。麦焼酎といっても、
それぞれの蔵元に歴史とこだわりがあり、島にある
7つの蔵元は、壱岐の風景の一部を形作っている。


今回は壱岐島の神社と自然と、そして少しの焼酎の
風景を楽しむ旅でもある。お土産は前回の旅と同様に
焼酎にしよう。グラスを傾むけて、その焼酎の薫りと
味わいに、また旅の風景が思い出されるに違いない。

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