長崎の旧居留地に広がる庭園といえば
長崎の旧居留地に広がる庭園といえばグラバー園。
1858年に江戸幕府はアメリカ、オランダ、ロシア、
イギリス、フランスの五カ国と修好通商条約を結び、
長崎に居留地が作られた。商人のトーマス・グラバー
を始め、居留地時代から残る外国人の住宅と長崎市内
に点在した洋館が集まるグラバー園。ここは9棟の
洋館が建つ、当時の雰囲気を感じることのできる所。
有田でみた旧田代家西洋館よりシンプルなデザインだ
日本の玄関口でもあった長崎の地には、異国の文化が
流れている。1870年に造成された旧居留地は、東山手、
南山手のエリアに、重要伝統的建造物保存地区として
広がっている。そしてその中心となる旧グラバー住宅。
ここは、明治日本の産業革命遺産の構成資産として、
世界遺産登録された日本最古の木造洋風住宅である。