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糸島を巡るサイクリングへ
昨年の秋の日の事を思い出して書いている。
自転車に乗ることにも慣れてきた。博多から
宗像をぐるっとまわるのと同じくらいの感じ
でのんびりと、糸島を巡ってみることにした。
博多から西へ向かい九大学研都市駅を越えた
あたりで北上する。途中には九州大学があり、
そこを経由し糸島の海岸に向かうことにする。
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九州大学伊都新キャンパス九州大学は、施設の
老朽化・狭隘化の解決ため、箱崎地区、原町地区
六本松地区、のキャンパスを伊都に統合移転を
行っている。伊都キャンパスは2005年に開設。
段階的に移転が進められ2018年に完了している。
約1万9千人の学生・職員が活動するとされる
そのキャンパスは都市のようであり広大である。
今はリモートでも授業を受ける状況ではあるが、
広大なキャンパスという場で様々なものを見て
感じ、学びを得られることは素晴らしいと思う。
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椎木講堂 2011 内藤廣建築設計事務所
九州大学が創立100周年記念で建設した講堂である。
直径100mの巨大な円形の建物で、半屋外の大きな
アトリウム空間を擁している。今まで訪れた中で、
一番大きな半円形の空間。その大きさに圧倒される。
設計時には、下記の三つの要望があったとされている。
①全学的な式典で、学生が一堂に会する場を作ること
②全国のどこにもない施設であること
③日常的に多くの人に使ってもらえる施設であること
3000人を収容するホールはすり鉢状で、一体感ある
一つの空間を共有するということを意図されている。
半円形のアトリウムはとてつもない。入り口は大きく
開放されて、吸い込まれるようにして内部に導かれる。
設計要望に対する回答は、吟味して高められ、結果
として、どこにもない唯一の建築物が出来上がってる。
誰もいないアトリウム。杉板模様のコンクリートの壁
を見上げ、設計の凄さを肌で感じたひとときであった。