建物には奈良の歴史が詰め込まれて
猿沢池のほとりに建つホテルを後にして
その先にある木の仕上げをまとう建物へと。外壁には
吉野杉が用いられ、その下には藁を含む印象的な土壁。
内部の茶室には、吉野の手漉き和紙や、300年も続く
手縫いの畳。奈良の歴史が詰め込まれた建物を訪れた。
独特の質感や手触りを持つ土壁
吉野の杉で作られて。有機的な三次元の曲線が美しい
受け継がれていく吉野の杉や桧
宇陀紙という吉野の手漉き和紙
木の格子はマイスタールームという名の茶室
その茶室には手縫いの畳も
さまざまな素材に会えるセトレならまち
建物を設計した芦澤竜一氏で、セトレならまちには
奈良の歴史が散りばめられている
セトレならまちは建てられて
奈良を紐解き、奈良を創るという
その建物には奈良の歴史が詰め込まれて、知識の扉が
開く場所。でも建物ですごした時間は、ほんのひと時。
その素材につつまれ、ゆっくりとした時間に浸りたい。
それは関西の旅を一巡してからに。今は旅を続け、その
また先の景色へ。さあ奈良の歩きの旅を続けていこう。