宮沢賢治の童話の世界
旅も三日目でちょうど折返し地点。秋田県にかほ市の
宿を後にし東へと向かう。目的地は岩手県花巻市の
宮沢賢治童話村。子どもたちも小さい頃から絵本に
ふれる機会も多く、なじみのキャラクターもいるはず。
宮沢賢治童話村は1996年に開館した施設。宮沢賢治
の作品世界を再現した展示がされ、それらは年代を
問わずなじみのある作品で、大人も楽しめる施設だ。
宮沢賢治童話村で2016年からライトアップイベント
が行われているが旅の予定であきらめた。2022年には
アート集団ミラーボーラーを中心に過去最多115基の
オブジェが美しく光り輝いて、園内をいろどっている。
近くに宮沢賢治イーハトーブ館。ここは一人で建物を
見るだけにする。1993年に建てられた施設で、設計は
古市徹雄氏。九州ではナガサキピースミュージアムを
設計している。水盤が美しいと思いながらも足早に。
宮沢賢治童話村を後にして、ちょうど折り返し地点。
ここからは南に下りつつ東北を巡っていく。最初は、
青森県も考えたが、距離と時間の関係で、岩手県まで
とした。次は平泉の中尊寺を目指す。お寺では子ども
たちはゆっくりできないので雰囲気だけを味わいに。
中尊寺を後にし、本日の宿である鳴子温泉郷の旅館へ。
鳴子温泉郷には400本もの温泉の源泉があり、日本に
ある11種類の泉質の内、8種類もあるという。湯巡り
チケットも魅力だが、今回は旅館でゆっくり過ごす旅。
旅も三日目で折り返し地点。無理があると思っていた
行程も予定通り進んで、あと二日でぐるりとめぐる。
子どもたちも楽しく過ごしてくれているのが嬉しい。
ここからは南下し、宮城県、福島県と向かうルートだ。