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京都の第二の市といえば

枚方を越えて京都への旅。今回訪れたのは京都の第二
の市でもある宇治市。宇治といえば、日本三大茶とも
呼ばれる宇治茶の産地。また世界遺産の宇治上神社や
十円玉の裏に描かれた日本建築も。まずは駅に自転車
を停めたら、歩いて宇治の街をめぐる旅を始めよう。


JR宇治駅の駐輪場に自転車を停めて
宇治の街を歩いてめぐる
旅の始まりには観光案内所へ。観光案内も気になりつ
今回の旅ではどこをめぐろうか。正面のパネルは

宇治を舞台としたアニメの響け!ユーフォニアム

観光案内所には奈良の旅でふれた光る君へのパネルも

宇治は源氏物語の舞台でもあり、物語の五四帖の内

最後の十帖は宇治十帖と呼ばれているという

ともあれJR宇治駅を後にして
宇治の街の歩き旅へ。通り沿いの暖簾は
1832年に創業の伊藤久右衛門。宇治茶の販売から
今は抹茶パフェからアイスバーまで
通り沿いのシンプルデザインのカフェにも目を留めつつ
宇治の街のメインストリートの宇治橋通りには
まるとの屋号の中村藤吉本店が建つ
通り沿いには拝見窓。その茶商の建物にある特徴的な形は

自然光で茶葉の微妙な色合いや風合いを見極めるため

九州での八女の旅の風景も思い出して

入口には杉玉ならぬ茶玉
暖簾をくぐると明治中期に建てられた空間が広がって
宇治の文化的景観の構成要素にも

中村藤吉本店の沿革にもふれて

歴史を持つ建物の内部には
展示スペースも設けられていて

日本遺産の案内も。ここには日本茶の物語がある

ひとことで日本茶といっても様々な楽しみ方も

土間の先には中庭が広がって
庇の下に多くの人が並んでいたのは

大正時代に建てられた製茶工場が改装されたカフェ

まだ旅の序盤なので、中村藤吉本店の雰囲気だけでも楽しんで

当主も7代目の中村藤吉本店では新しい取り組みも

1854年に創業された中村藤吉。そこには170年の歴史
が流れている。沿革には様々な出来事が記されている。
2001年に明治・大正時代の製茶工場をカフェに改修
されて、2021年にリニューアルも。時代に合わせて形
を変えつつ伝統を引き継ぎ、新しい形を模索し未来へ
進む姿がある。カフェの抹茶パフェにはまたいつか。


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